作家紹介　中尾恭純

我が国には世界に卓越する工芸の伝統があります。
中でも焼物・白磁の美は「土と焔」と「工人の心」がかもし出す白玉の磁肌 と造形の秘技がその基調となります。
この基調をもとに祖父から受けついだ技術を一層練磨するとともに、今日の生活に即した 新しいものが作りあげる事が出来たらと、手作り、手書きに精進しております。

1950年

佐賀県有田町生まれ

1968年

有田工業高校窯業科卒

1971年

佐賀県窯業試験場にて「人間国宝」井上萬二先生より5年間ロクロ技術を学ぶ

1972年

九州・山口陶磁展初入選　以来26回入選
西部工芸展初入選　以来9回入選
以後会員出品

1975年

日本工芸展初入選

1976年

一水会展初入選
以後会員出品のち委員出品

1978年

西部工芸展金賞受賞
佐賀県展文部大臣奨励賞受賞

1987年

西日本陶芸展文部大臣賞受賞

1991年

西日本陶芸展佐賀県知事賞受賞

1993年

一水会展会員優賞受賞
サックラー国立美術館に於いて「日本現代陶磁展」に出品のち寄贈

1995年

一水会展会員優賞受賞

1996年

世界炎博覧会ストリートファニチャー展受賞

1998年

一水会委員推薦受ける

2000年

イギリス大英博物館において「佐賀県陶芸展」出品のち寄贈

2001年

NHK「焼物探訪」〜染と象嵌の出会い〜放映

2004年

ドイツのマイセン・ベルリン・デッセルドルフにおいて「ドイツ有田陶芸展」に出品

2008年

九州・山口陶磁展第1位（文部科学大臣賞）受賞
日本伝統工芸展27回目入選

2001年、2006年　ギャラリー陶花にて個展