日本工芸会正会員/福岡美術協会会員
須恵焼は黒田藩の磁器御用窯として江戸中期7代藩主治之公により須恵皿山の地に築窯したのが、須恵焼の創始である。
江戸後期に入り諸国の名工を招き中国の万暦染付、祥瑞染付等又青磁、白磁等にも製作した。煎茶器、抹茶器等の茶道具や食器を製作し、鍋島藩窯品や平戸窯藩品に四敵する名品が製作された。
不肖岱山は、有田焼の窯元に育ち信州飯山の禅寺の名刹正受庵にて、盤山老師に教示、岱山の号を賜り、京都に於いて修行し、この途絶えた須恵焼の復興を念願し、須恵の地に築窯し、昔の黒田藩窯品の優れた須恵焼の再現に励んでおります。
特に現在では、中国宋時代の名窯の1つで定窯白瓷の具現に取り組み象白瓷・緑定を中心に、青磁・祥瑞写などの作品に専心製作に励んでおります。
2006年 ギャラリー陶花にて個展
牙白瓷彫反り鉢
緑定輪花彫組皿
作家の個性あふれる作品を中心に年間を通して様々な企画展示を致します。 若手作家から一流作家までジャンルを問わない作品が宮崎に居ながらにしてご覧いただけます。
ふだん使いの器や、こころとこころをつなぐ贈り物をご提案致します。皆様の日々の暮らしを、明るく豊かにするお手伝いをさせていただきたいと願っています。