清課堂さんの錫

先日より、京都、「清課堂」さんの錫器を展示しております。

清課堂さんは、天保9年に現在の寺町通り(京都市役所近く)に創業し、
神社仏閣、各煎茶道御家元御用品の製作を代々続けられている、
日本で最も古い錫工房です。



現在、ギャラリーにて、画像の「石目ぐい呑、石目片口」の他に、
茶心壷、茶入、茶筒、茶托、急須、耳かき、箸置・・・などなど、展示いたしております。
「金工品の美しさ」を、是非、ご覧下さい。

ちなみに、宮中では、お酒は錫の銚子に入っていて、この入れ物の名を取って、
お酒のことを「おすず」と言っているとのこと。
・・・風流ですね。




さて、本日、陶花のお客様Mさまから、
鬼灯(ほおずき)、虎の尾、コスモス・・・などなど、たくさんの緑をいただきました。



画像は、鬼灯。
京都の三村無垢さんの水撥(すいはつ)に生けました。
青いホオズキも可愛いですね。


投稿日時:2009.08.08(土) 17:42:01|投稿者:tohka