ブログ

陶花ブログ記事一覧

2010年02月

カレンダー付きDM


2月ももう終わろうとしています。さすが逃げ月、あっという間に春ですね。
…そんな月末に2月のカレンダーをご紹介。




このカレンダーは、陶花が何年も前から陶花友の会のお客様やエクセレントのお客様、
また、お店に足を運んでいただいたお客様へ毎月お送りしている展示会のおしらせDMです。

今までは表(宛名面)の方だけに展示会の予定を印刷してお送りしていたのですが、
裏面のカレンダーの方を飾ってくださっているお客様が多く、
肝心の展示会の予定を見逃してしまうという致命的な(!)問題がありました。

そこで、楽しみにしてくださっている展示会を分かりやすくお知らせする為に
今月から少し改良したDMをお送りしています。気づいていただけたでしょうか…。
カレンダーの日付に展示会スタート日の印をつけて、下には展示会名と会期を載せてあります。

今年も様々な企画展がありますので、是非カレンダーを飾って、そしてご来店くださいませ〜。


スタッフ 池田

投稿日時:2010.02.27(土) 13:46:46|投稿者:tohka

唐津〜三輪廉浩の窯


先週の出張の際、唐津の三輪さんの窯に。
三輪さんは、宮崎県都濃町出身。
現在、唐津にて作陶活動をされています。
窯元での5年間の修行の後、独立して11年、
私と知り合って、もう10年になります。
(あの頃は、お互いに若かったなあ〜)



画像は、昔の城跡ではありません。
数年前に、三輪さんが購入した土地(740坪・・・広すぎ?)に、
3年前ぐらいから、コツコツコツコツ・・・築いて出来た石垣です。



土盛りをして、石を組み立て、築いていく・・・
画像のほとんどは、機械を使わず、
人間の動力だけで作り上げたもの(三輪くん1人で・・・)。
まったく!三輪さんの日展入選の作品より、ビックリです。

(・・・三輪くん、あなた、石屋でも食べていけるよ!絶対!)



ここは、唐津の鏡山の南側、宇木というところ、
土地の横には川が流れ、山も近く、梅や椿も沢山〜
陶芸や子育てには絶好の場所です。
なるべく早く、住居と登り窯を築いて貰いたいものです。



画像は、三輪さんの石垣から、
1キロぐらい登った山の中にある、醍醐の滝。
一つ一つの滝は小さいのですが、
連瀑となって一気に30mぐらいを落ちていきます。
遊歩道を歩いて疲れましたが、この森林と、滝の水に癒されました。



さて、画像は、現在の三輪さんの小屋?いや、窯です。
11年前に、廃材を集め、やはり、1人で作りあげました。
電気とガス(窯用)以外はありませんので、もちろんトイレもありません。
また、唐津では一番標高の高い所にある窯なので、
雪が積もると、下界に降りれません(家に帰れません)。



でも、ここから、日展入選作や素晴らしい作品たちが生まれているのです。
三輪さん、これからも期待していますよ。
4月の横浜京急での展示会、頑張って下さい。

・・・ギャラリー陶花では、2010年10月23日(土)より、
三輪さんの6回目の個展を開催いたします。
お楽しみに・・・


投稿日時:2010.02.24(水) 12:23:32|投稿者:tohka

印傳展10


一昨日の20日(土)から、毎年恒例の印伝展がスタート。
2001年から数えて、今年で10回目の記念展です。
この印伝展も、ようやく浸透してきたようで、
一昨日、昨日と、300名以上のお客様にお越しいただきました。
夕方まで、駐車場等の満車状態が続き、皆様にご迷惑をお掛けしました。
申し訳ございませんでした。



画像上は、「リプレアル」。
幾何学的なグラフィック模様は、
白と茶、2色の更紗に黒漆をそえて、
軽快で懐かしい、レトロ調の柄になっています。



画像上、手前が「ジオベスク」、奥が「サパレイ」です。
茶染めの鹿革に、薄茶と白色の更紗で色付け、
さらに、茶漆をちりばめ仕上げた、上品で優美なジオベスク。
そして、薄茶の地色に、
ペイズリーをベージュ・緋褪色の更紗と白漆で描写し、
輪郭を白漆でボリューム豊かに柄づけしているサパレイ。
両方共に、陶花初の展示です。



画像上は、根強い人気の「なごみ」シリーズ。
古来日本人に好まれてきたトンボ柄を、
紺地の鹿革に、赤と黒で二度漆付けしています。



今回は過去最高の、536点を展示いたしました。



展示アイテムは、
ボストンバック、ショルダーバック、手提げバック、巾着、
財布、小銭入れ、ポーチ、印鑑ケース、名刺入れ、カード入れ、
パスケース、ペンケース、メガネケース、キーケース、根付など・・・です。



甲州印傳を中心に、京印傳、江戸印傳(パッチワーク印傳)を
展示しております。



画像上は、昨日夕刻に追加入荷した「ベネッセージ」。
華やかにゆれる「ふさ」がモチーフ。
印傳ならではの技法を活かし、赤と黒の漆で「ふさ」の
イメージを豊かに表現しています。



画像上は、前川典央さんの創る「パッチワーク印傳」。
トンボ(勝ち虫)やウロコ(厄除け)と云った縁起物や、
小桜や菖蒲などの江戸小紋を描いており、
甲州印伝とは、全く違う独創的な印傳です。



画像上は、「京印傳」。
伊勢型紙を用いた最上級で繊細な彫り口に、京漆が合います。
公家文化で花開いた「鼓柄」は、繊細で優美な上品さがあります。


・・・印伝展は、3月2日(火)までとなっております。
是非、鹿革と漆の織りなす、
日本の伝統工芸の素晴らしさをご覧下さい。


投稿日時:2010.02.22(月) 11:54:56|投稿者:tohka

お地蔵様とミモザ


本日、出張より、帰ってまいりました。
今回は、唐津、有田、波佐見の作家さんや窯元さんのところへ・・・
個展や企画展の打合せなどなど、でした。



画像は、京千窯さん(長崎・波佐見)の赤いお地蔵さま。
前回(先々月)、ディスプレイしたその日に完売した為、
今回も入荷し、本日午後から展示ところ、
夕方までに、完売してしまいました。
近日中に入荷予定です。少々お待ちくださいませ。
(特大50,000yen、大8,000yen、小5,000yenです)



写真中は、「ミモザアカシア」です。
春先に鮮やかな黄色い玉状の花を満開につけ、
非常に美しい花木です。
切花やドライフラワーにも利用されるそうです。
・・・この「ミモザ」!
毎年、お客様の石神様より、頂戴しています。
先程、調べたら、昨年は2月20日(金)に戴いていました。
陶花に春の訪れを知らせてくれるこのミモザ。
石神様、いつもありがとうございます。


投稿日時:2010.02.18(木) 19:06:43|投稿者:tohka

バレンタインデー


今日はバレンタインデー。チョコをたくさん戴きました。
みなさん、毎年スミマセン。
・・・さて、その昔、
外国製のチョコを食べると、その味に慣れていないせいか、
美味しく感じず、
僕はやっぱり、ガーナ(ロッテさんの〜)が一番だな。フムフム・・
と、思っていました。
でも、なかなかどうして、最近のチョコは、ウマイですよね。
これは、外国のチョコメーカーが日本人向けに作り始めたのか、
または、私の味覚が変ったからか、
はたまた、昔は美味しいチョコが渡らなかったからなのか?

・・・はてさて、一体、ホントはどうなんでしょうね。謎です。



スタッフの野崎さんからは、
画像の「完熟金柑たまたま」を貰いました。



食べたかったフルーツのひとつ・・・たまたま。
以前、食したときは、
泥酔していたようでぜんぜん覚えていません。
今夜でも、食べてみよっ〜と。
・・・なぎちゃん、ありがとうね。

さて、明日から出張します。
福岡、唐津、有田、波佐見・・・に行きます。
帰宮は、18日(木)、朝の予定です。
では、行ってきます。



投稿日時:2010.02.14(日) 19:30:21|投稿者:tohka

豚に真珠


昨日の強風は春一番?だったとのこと。
どうりで・・・飛ばされるかと思った・・・!



さて、画像は、「豚に真珠」さん・・・立ってるのと、座ってるの・・・です。
これは、中尾山(長崎県波佐見)の中川紀夫さんの作品。
愛らしくて可愛くて、大きさ5センチ程の小さい豚さん。
ちゃんと真珠(もちろんプラスチックです)も付いています。
今日、6点ディスプレイし、すべて売切れてしまいました。
紀夫さんは、孔明窯(中尾山)さんの息子さん。
益子焼の窯元で8年修行し、
昨年帰郷、独立され、紀窯を開かれました。
この紀夫さん、
本来は、スリップウェアや、伝統的な益子の釉薬を使った、
花瓶や花器、食器をキチンと作れる作家さん。
・・・だから、この豚さん。
なんともカワイイ訳です。



投稿日時:2010.02.12(金) 18:22:12|投稿者:tohka

コンプラ瓶


今日の宮崎は、
雨が降ったり止んだり、風も強く、なま暖かい、変な天気。
でも、足元の悪い中、多くのお客さまにご来店いただきました。
感謝、感謝です。本当にありがとうございます。



さて、画像の瓶をご存知でしょうか?
これは「コンプラ瓶」という世界に醤油を広げた瓶です。
長崎だけが、外国に開かれていた「鎖国」時代。
出島から外出できないオランダ人らを相手に、
様々な日用品を売る「コンプラ商人」と呼ばれる日本の商人たちがいました。
コンプラ商人たちは、やがて日本の醤油や酒を、海外へ輸出するようになります。
その際、使われるようになったのが、「コンプラ瓶」。
当時、長崎県の波佐見町で焼かれた瓶です。(画像は復刻版です)

それから、1858年の開国後、
鹿児島でも島津斉彬が、この醤油輸出事業に便乗します。
現在、鹿児島歴史資料センター黎明館には、
JAPANSCHZOYA(ヤパンセ・ソヤ=日本の醤油)と書かれた
輸出用のコンプラ瓶が所蔵されています。
(ちなみに、ZAKYはお酒です)



画像は、そのZAKY(お酒)に、完全にノマレテイル3名様の図です。
夕刻、鹿児島から福元先生が各種打合せの為、来宮。
と、云うことで、私の友人(同級生)のT上君も一緒に新年会。
画像の時間は2時頃でしょうか。まだ、大丈夫な頃です。
今朝は、福元先生も二日酔い。小声での打合せとなりました。
いつも、呑んだ次の日は、反省反省・・・
いつになったら、適度が分かるのでしょうか?



投稿日時:2010.02.11(木) 19:33:32|投稿者:tohka

針供養と「しもふり亭」


今日、2月8日は針供養です。
私が小さい頃、曾祖母がこの日だけは針仕事を休み、
一年の間に折れた針などを、豆腐に刺して休ませ、
淡島様(針の神様)に供えて供養していました。
しかし、最近の家庭では針を使う事もあまり無く、
針供養はしないところが殆どでしょうね。
この針供養の習わしは、すべてを手で縫っていた頃の
古風ゆかしき、
早春の行事。
伝えていきたいものです。

そう言う、私の着衣(陣羽織など)はすべて、
柳さんという方に作って頂いているオーダー物。
手縫いの恩恵を受けている一人として、
淡路様にお礼申し上げました。



まったく、変って、画像は「焼肉 しもふり亭」さん。
先日、1月末誕生日の小畑Mと、2月初誕生日の池田さんを連れ
焼肉を食べに・・・
画像のお肉は、メニューに無い御肉様のオンパレード。
黒陶の板皿と、赤身のコントラストも素晴らしいものでしたが、
食した3人の顔は、お肉と一緒のトロトロ〜になっていました。
そして、このお肉、酒徒の私にとっても最高。
ビール、ワイン、焼酎、何でも合います。無論です。

「焼肉 しもふり亭」さんは、
宮崎市上野町6−17 2階、バージニアビーチ広場前です。
バージニア〜?・・・昔の青空市場のことです。

是非、行ってみて下さい。オススメします。


投稿日時:2010.02.08(月) 23:34:55|投稿者:tohka

春の花器展


今日の宮崎は快晴。
朝からの寒さも日中には和らぎ、過ごし易い日曜日になりました。
宮崎県内各地のキャンプ地も賑わったことでしょうね。



さて、更新をしない間に、節を越え、立春に。
私の後厄もようやく終わりました。
厄除けをお願いした、全国の神々の皆さま、お礼申し上げます。ありがとうございました。



一昨日の5日(金)からは、「信楽焼 春の花器展」がスタート。
花瓶、花器、蹲(つくばい)、オブジェ・・などなど、約100点以上を、
陶花本店(陶器の陶花)1階に展示いたしました。
是非、ご覧ください。



また、ギャラリーでは、
友の会のお客様である加治屋さまから戴いた桃の木を中心に
木瓜や桜、椿などを生けました。
加治屋さま、いつもありがとうございます。



お知らせ〜
毎年恒例の「甲州印伝展」。
2月20日(土)〜3月2日(火)の期間に開催いたします。
今年は、皆さまのまだ見たことの無いようなブランドも取り寄せています。
お楽しみに〜



投稿日時:2010.02.07(日) 18:03:22|投稿者:tohka

ディスプレイ換え


本日、陶花は定休日(毎週水曜)を戴きました。
・・・が、午前は全体ミーティング、
午後は本店(陶器の店 陶花)のディスプレイ換えの為、
スタッフ全員休日出勤でした。



現在、午後8時過ぎですが、画像上のような状態。
もう少し、いや、まだまだ掛かりそうですが、
2階フロアの展示!かなり、見易くなりましたよ。
皆様もお楽しみに・・・

でも、スタッフの頑張りには、いつも感謝、感謝。
本当に、私以外、皆、頼りになります!


投稿日時:2010.02.03(水) 20:24:23|投稿者:tohka

花びら餅


今日は、昨日の雨が嘘のよう、・・・快晴の宮崎。
キャンプインした、ジャイアンツ、ホークス、ライオンズ、
そしてカープ(若手中心です)、怪我の無いよう、頑張って下さい。
さあ、これから、宮崎は球春到来です。



さて、昨日は、宮崎神宮さんの朔日参りの日。
バタバタしていたら、すでに、お昼を回っており、
2月の参拝餅も完売(先着500個だそうです)していました。
残念に思っていたところに、
お客さまの香川さまが、陶花に持って来てくださいました。
それが、上の画像・・・今月の参拝餅、「花びら餅」です。

花びら餅の正式な名称は、「菱葩餅(ひしはなびらもち)」。
このお菓子は、茶道裏千家の初釜の主菓子です。
もともとは、宮中のお正月の行事食で、
600年も前の文献にも載っている、歴史の古い食べ物です。
白餅を丸く伸ばした中に、小豆汁で赤く染めた餅を重ね、味噌餡を敷き、
その上に甘く炊いた牛蒡を置き、2つに折って挟んであります。
白い餅を通して、赤い餅がわずかに透けて見え、
春の風情が楽しめるお菓子です。

香川さま、いつもいつもありがとうございます。


投稿日時:2010.02.02(火) 12:33:46|投稿者:tohka

月別リスト

以前のフォトアルバム