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陶花ブログ記事一覧

2010年11月

ナカヨシさんのネコ

今日でいよいよ「中吉徹次 作陶展」も終わりです。

今回の個展では主に、「和文様シリーズ」と「レンガシリーズ」が
作品のほとんどを占めていたのですが、
そのレンガシリーズの作品をお買い求めいただいたお客さまの
作品を選ぶポイントの一つがそこに描かれた「ネコ」。

レンガ造りの街並みを自由に闊歩するネコたち。
じつは座ったり歩いたり、いろいろなネコがいます。


こちらのマグカップは三つ足状のカップなので水滴が垂れてもコースターなどが付いてこなくて便利なのです。
レンガマグカップ 4,200円   直径8.5cm 高さ11.5cm


レンガ豆鉢 2,940円 直径11cm 高さ5.5cm

1cmほどの小さなクロネコですが好奇心旺盛そうなネコだったりのんびり屋なネコだったり…
一匹一匹見比べてみるのも楽しいですよ。


スタッフ 池田

投稿日時:2010.11.30(火) 15:00:18|投稿者:tohka

公孫樹


肌寒い今日の宮崎。
陶花は、けさ今秋初めて暖房のスイッチがONに。
でも、それもお昼前まで、
終日暖房を点けるのは、年に30日くらいですからね。



さて、画像上は、陶花の道路挟んだ向かい側、
JAアズムホールさんの公孫樹の巨木です。
・・・ここは、宮崎大学の跡地。
明治17年の宮崎師範学校がルーツと、古い歴史が物語るように、
陶花の近くには、公孫樹の巨木が点在。
今年も、黄色い衣装を身にまとい、近隣の目を楽しませてくれます。

しかし、この画像の車の下には、消毒用のマットが。
毎日見る、この目の前の状況は、
まだまだ終わっていない口蹄疫被害を、身にしみて感じさせてくれます。



今度は、反対側から一枚。公孫樹の向こう側が陶花ビル。
もう少し経つと、ギャラリー前の駐車場に、イチョウ吹雪が押し寄せます。
これから、朝の掃除が大変になりますが、これも毎年の恒例。
黄色い葉っぱさんを片付け終わると、陶花にも冬が来てくれます。

みなさんも、今年の「冬」を、存分に味わってください。


投稿日時:2010.11.28(日) 17:53:08|投稿者:tohka

「中吉徹次 作陶展」あと3日


今月13日(土)から始まった
「中吉徹次 作陶展」も、あと3日となりました。
かなり個性の強い作品タチは、お客さまには、どうウツルノカ?
半信半疑でスタートした個展でしたが、
ようやく着地点が見えてきました。



・・・・・和文様マグカップ 4200yen・・・・・う〜ん、個性的だあ。



作品には、個性的な花器や、古橋をイメージした灯など、
観ていて楽しくなるものばかり、
花器は、和花洋花問わず、合わせやすいので不思議です。



また、画像上の「ランプ・レンガ橋」(26250yen)は、
ちびっ子のお客様も、目を輝かせて作品を凝視。
レンガ橋を見ながら、「トミカを走らせた〜いって」・・・誰か止めて。



・・・・・「黒花入れ」 10500yen・・・・・何にでも合いそう



画像上は、レンガフリーカップ(3150yen)やマグカップ(4200yen)
日本では無い、どこか欧州の街並み、その路地裏を表現したような作品。
このカップの高台のところには、黒猫が・・・
ひとつひとつ、違う表情をしています。
・・・猫好きさんには、タマラナイヨウデス。

この中吉さんの個展も、30日(火曜日)まで。
是非、ナカヨシワールドを体感してみてください。目からウロコですよ。
(明日28日まで、中吉さん在店してま〜す)


投稿日時:2010.11.27(土) 17:23:53|投稿者:tohka

「秋の花」と11月25日


40年前の今日、三島由紀夫が市谷の駐屯地で亡くなりました。
・・・貴方の目指した「美しい日本」は、いま、どうなっていますか?
確かに、大江健三郎が言うような「あいまいな日本」なのでしょうか?

もし、三島由紀夫が生きていたら、
今の政治を、経済を、教育を、安全保障を、芸術を、
この「日本」を、何と言うのでしょうか?
聞いてみたいものです。 
(でも、生きてたら、85歳かあ〜、想像つかん)



さて、今、陶花は「野の花」でいっぱい。
画像上は、森薊(モリアザミ)。
通常の薊と違い、トゲトゲが無いので安心。生けるとき、楽チン。
でも、茎が細く、ナカナカ決まりません。一長一短ですな。
(葉っぱは、擦るとハーブみたいですよ)



これは、紫御殿(ムラサキゴテン)。
半耐寒性常緑性多年草で、春〜秋までの長期間、
小さな濃桃色の花を咲かせ続ける、とても良い子。
パンパン咲きます。可愛いです。



最後は、田舎菊(イナカキク)。
秋の花の少ないこの季節、山の林道脇にポンポン咲いている、この子たち。
先週から、街っ子になりました。
でも、みんな(お客さま)に観られて恥ずかしそう。
いま、個展をしている、中吉徹次くんの花器にピッタリです。

他にも、紫式部、石蕗、藤袴、梅擬、ワカラナイ花、などなど〜、
でも何故か、カサブランカやラナンキュラスもあります・・・

・・・そういえば、昨年の11月25日は、
名古屋で、堺克弘くんと今後の展開についての打合せをした日。
そして、今年の個展、来年の東京〜などの骨子が決まった日。
もう、一年かあ〜。・・・早いものです。


投稿日時:2010.11.25(木) 18:53:26|投稿者:tohka

創業25周年パーティー


昨日の雨から一変。
今朝の宮崎は、青々と澄んで晴れ渡っています。
まさに、秋日和。

さて、昨夜はいつも大変お世話になっている、
O社長の経営するS社さんの創業25周年パーティーへ。



S社の0社長とは、私が社会人になる前からのお付き合い、
裏表のない大らかな性格と、仕事へのバイタリティーと探究心は、
いつも感動を与えてくれます。
今回の創業パーティーも、感動と笑いのたえない楽しい会。
0社長、スタッフの皆さん、お疲れ様でした。
これから、30年、40年〜と、共栄していきましょう。

・・・そんな、パーティー出席後に、また「夜の街のパトロール」へ。
考えてみると、
東京出張前日(13日)から昨日(22日)までの10日間、出っ放しで、
「パトロール祭り?」状態になっていることに、ようやく気付き、反省。
しかーし、今週から年末まで、忘年会ヘビーローテーションがスタート!
さて、どうする。


画像下は、一昨日、食べに食べた、石伊食堂(宮崎市)さんの料理。
 
鮪とアボガドの山葵醤油和え                        ポークのボッリート

 
牡蠣のリゾット                        白身魚と小松菜のパスタ

この夜は、3人(飲むのは2人)で、
ワイン3本に10数品・・・美味しくて写真を撮るのを忘れてしまう有り様。
お奨めのお店なんですが、この石伊食堂、ネット等ではアクセス出来ないようです。
電話番号なども出していないので、もし、知りたい方は私まで


投稿日時:2010.11.23(火) 10:56:43|投稿者:tohka

11月のDM




今日は11月になって久しぶりに一日中雨のお天気です。
昨日は11月とは思えないほどの陽気だったのでこの寒暖の差が身にしみます…。

さて今月のDMは「落ち葉焚き」でした。
見ていると今日のような寒い一日はあつあつの焼き芋でもほおばりたい、といった気分になってきます。
最近では条例などの影響もあって庭先でのこういった光景を目にすることも少なくなりましたね…。


現在ギャラリーでは「迎春の器展」、1F店舗では「中吉徹次 作陶展」を開催中です。
お正月に最適なタペストリー、のれん等も入荷しました。是非ご来店ください。

                                    スタッフ 池田

投稿日時:2010.11.22(月) 16:00:17|投稿者:tohka

「茶の湯」のお道具展


今日の宮崎は快晴。みなさん、お出掛けサレマシタカ?

・・・陶花は、13日(土)からスタートした、3つの展示会の影響からか、
多くのお客さまにご来店いただいております。



特に、ギャラリー奥で開催中の特別企画展は、
「玉利社中 玉椿会 第30回 チャリティー茶会」お道具展。
これは、10月17日(日)に「宮崎 素水庵」で行われた、
お茶会のお道具を、裏千家・玉利宗清先生のご好意でお借りし、
実現した企画展。



(薄茶器  左: 淡々斎好 三友棗 征一造   右:正倉院花鳥文蒔絵)

普段、お目に掛かれないようなお道具を、みなさん、じっくり、ゆっくり、ご覧頂いております。



画像上は、村田宗覚作の冠香合(鵬雲斎好)。
この合子の上には、横笛が意匠されており、これに合わせて、釜敷は「歌」
コーディネートばっちり。う〜ん、流石です。



画像上は、竹手付片身莨盆。
莨盆(たばこぼん)とは、喫煙具一式を納めておく道具のこと。
形は手つきと手なしの二種があり、
青貝、漆器、藤組等の唐物と、木地、漆器、一閑張り等の和物があり、
お家元の好み物も多く、
茶席では、正客の位置決めにも使われるお道具です。



画像の建水は、「松皮塗」昭文造の作品。
錆漆を使い、丁寧に作られるこの技法は、刀の鞘などにも使われています。
松の幹に似せてあり、手触りも本モノのよう、重厚感たっぷりです。

今回、展示しているお道具の数点が、
安楽寺さんで12月に催される、宮崎淡交会主催の慈善茶会にも登場予定です。
どこに「しつらえ」されるのか、楽しみです。

この特別企画 お道具展は、11月30日(火)までとなっております。
素晴らしい逸品16点が創りだす、「茶の湯」の世界を、是非ご覧ください。


投稿日時:2010.11.21(日) 18:29:10|投稿者:tohka

田中忍さんから〜Shinobu人形


昨夜、羽田からの最終便で、帰宮。
東京出張では、多くの方からご助力、ご支援をいただき、感謝いたします。
これからも、何卒よろしくお願いいたします。

さて、4日間の出張で溜まっていたメールの中に、
田中忍さんからの「宅ふぁいる便」。
おぉ?と、開いてみると、下の画像と、メッセージが・・・



下記が、忍さんからのメッセージです。
********************************
   E先生
 
   E先生お元気ですか?田中忍です。
   陶花さんのHPで三輪さんのカワイイ人形を発見!
   本当に楽しいお人形ですね。
   作って頂いたShinobu人形もネットデビューさせてあげたく
   なりましたので陶花さんへ写真を送信してみます!
********************************



画像の人形は、
陶花の大切なお客さま、E先生が作られる紙粘土の人形。
昨年11月の個展、
「田中忍 作陶展?検?の期間中、忍さんに、E先生からのプレゼント。
・・・この人形、あなどるナカレ!
ディテールに至るまで、精巧に作られた逸品。ホント!ナカナカのモノなんです。

・・・だんだんと、上手くなっているE先生の人形たち。
今までに、陶花で個展をされた作家さんや、
私を含め、陶花スタッフまで、作っていただきました。

E先生、これからも、よろしくお願いいたします。感謝。


投稿日時:2010.11.18(木) 18:28:20|投稿者:tohka

東京 銀座にて


いま、銀座のアスファルトが、冷たい雨を受けています。
14日(日)からの東京出張も本日が最終日。
この25階からの景色も見納めです。



画像は、快晴の昨日。一番左に国会議事堂、右に武道館。
カメラを通すより、実際は近くに観えます。
・・・友人Mくんがお奨めのホテル、立地も眺めも良かった。(=感謝)



昨夜の和光。
どこか、振り向いているよう。何をみているのかな?

・・・今回も、いろいろな方々から、ご支援をいただきました。
2日間もお付き合いいただきました、Iさん。
お忙しいのにお時間を作っていただきました、S姐さん。
やっと再開でき、ワインと牡蠣をご一緒させていただきました、Sさん。
浅草での打ち合わせでは本当にお世話になった、Tさま。
印伝の件で、取計らっていただいた、Yさん。
最後に、東京日帰りお疲れ様の、克弘さん。
他にも、NKさん、AYさん、MTちゃん、本当お世話になりました。
心より、深謝いたします。

さあ、東京もアト数時間。
これから、最終便まで、グルグル〜行きますよぉ〜


投稿日時:2010.11.17(水) 10:23:41|投稿者:tohka

東京 銀座〜南青山


昨日14日(日)から、東京出張。
来年5月に銀座にて開催する、
ギャラリー陶花主催の展示会の打ち合わせなどなど〜です。



画像は、その展示会をする会場。
変なポーズをとっているのは、作家の堺克弘さん。
今回は堺さんも、ご同道。
レイアウトなど細かいところまで、打ち合わせに参加してもらいました。
初めて会場を見た克弘さん。
広さ(36坪)にビックリしていましたが、目の奥には沸々とした闘志が・・・
さあ、来年が楽しみになってきましたよ=みなさん!
(東京日帰りの克弘さん、お疲れ様でした)



その後は、日曜日の銀座の街へ。
画像は夕刻5時頃。銀座5丁目から新橋方面です。
情報収集の為、短い時間でしたが、2人でいろいろと探索。
収穫大の銀ブラでした。
(迷子にならなくてよかったあ〜)



帰途間際、克弘さんが、どうしても行きたいところがあると表参道へ。
そのお店は「Ame blanche」さん。
瑠川敦子さんが経営されているアクセサリーショップ。
とっても洗練されたセレクトショップで、
ディスプレイされている作品も、素晴らしいものばかり。
また、アクササリーだけでなく、
さり気なく置かれているコモノからも、センスの良さがわかります。
瑠川さんのコーディネートで、アクセサリーたちも喜んでいるよう。
素敵なお店です。お奨めします。


投稿日時:2010.11.15(月) 10:45:20|投稿者:tohka

本日から


なんと、本日13日(土)から、
本店1階では、「中吉徹次 作陶展」、
ギャラリー前では、「迎春のうつわ展」、
ギャラリー奥では、「特別企画 玉利社中 玉椿会 第30回チャリティー茶会 お道具展」
と、3つの展示会がスタートしました。



画像は本店1階。鹿児島の若手作家、中吉徹次さんの初個展です。
なかなか個性的な作品。
欧州の街並みを彷彿させるモノ、橋(ブリッジ)をモチーフにしたオブジェなど、
見応えのある作品タチ・・・。是非ご覧ください。



和文様片口鉢(¥3,675)



レンガカップ&ソーサー(¥5,250)


「中吉徹次 初個展」は、11月30日(火)まで。
期間中の土、日曜日は、
中吉(ナカヨシ)さんが在廊いたしますので、是非、お越しください。





ギャラリー前では、「迎春のうつわ展」
有田、波佐見、九谷の作家や窯元さんから、
ハレの日にピッタリのうつわ達を集めました。
来年のお正月は、新しいうつわで・・・如何ですか?




ギャラリー奥では、特別企画といたしまして、
「玉利社中 玉椿会 第30回 チャリティー茶会 お道具展」を、
開催いたしました。
これは、10月17日(日)に「宮崎 素水庵」で行われた、
上記、お茶会のお道具を、是非、もう一度、拝見したい!
・・・っと言ったご要望を、
裏千家・玉利宗清先生のご好意でお借りし、展示した企画展です。



香合    鵬雲斎好  冠香合  村田宗覚造
風炉    やつれ風炉
釜      筒釜    敬典造
茶碗    鼠志野  銘「松風」  東大寺前官長清水公照  魯山人造
薄茶器   淡々斎好  三友棗  征一造
薄茶器   正倉院花鳥文蒔絵
建水    輪島塗  松皮塗  昭文造
茶杓    鹿の角  千古の秋
など、計16点のお道具を展示いたしております。
この機会に、なかなか見ることのできないお道具と、
「茶の湯」の世界をご堪能ください。
(もちろん、展示のみ、非売です)

さて、明日は、朝一番で東京出張。
今後に向けての、いろいろな準備や、打合せなど・・・
14日(日)は、堺克弘さんと合流し、銀座をグルグル〜します。
帰宮は、17日(水)の最終便の予定です。
では、いってきま〜す。


投稿日時:2010.11.13(土) 20:38:12|投稿者:tohka

三輪廉浩 作陶展7 終了しました


久しぶりの更新。ごめんなさい。
三輪さんの陶花7回目の個展も、9日(火)無事に終了。
と、いうことで、10日(水)に打ち上げ。
場所は、三輪さんファンの「和心 みのり」さんへ。
今夜の酒菜は、すべて三輪さんの器に盛り付けていただきました。

今回の個展での、成功や失敗を話しながら・・・いつものように「濃い」話に。
楽しい時間は、早く過ぎていきます。

 
絵唐津5寸皿:海老チーズ春巻             朝鮮唐津7寸皿:鰹刺身

 
粉引刷毛目ドラ鉢:生牡蠣                黒唐津丸陶板:むかご天婦羅

 
黄唐津長陶板:どんこ塩焼                朝鮮唐津片口:銀杏

 
           絵唐津片口、三島唐津盃、朝鮮唐津ぐい呑:DASSAI純米大吟醸

美味しい肴と美味しい酒。・・・好きな友との酒は格別。
また、忘れられない時(思い出)ができました。
まあ、三輪くんは、飲みすぎで覚えてないでしょうけど・・・ね。


投稿日時:2010.11.12(金) 19:49:07|投稿者:tohka

月花


今日も秋晴れの宮崎。
清々しい朝からのスタート。気持ちがいいものですね。

さて、「三輪廉浩 作陶展7」も、残り3日となりました。
期間中、多くのお客さまに、ご高覧いただき、ありがたいことです。
陶芸に通のお客さまは、期間中、何度も足をお運び戴き、
三輪さんとの作陶話に花が咲いていましたね。



さて、画像の茶碗は、「朝鮮唐津 茶碗 (銘 月花)」です。
陶花の大切なお客さま、E先生ご夫妻のところにお嫁入り(お婿入り?)。
今日は、E先生の目の前で箱書きし、お渡し。
三輪さんの今までの茶碗では見たことの無い、窯変。
茶溜まり(茶碗内部のくぼんだ底部)に、花が咲いているよう、
これをサボテンの仲間、月下美人の花にたとえ、銘を「月花」に。
なかなか良い、お銘に、吃驚。三輪さんもナカナカヤリマス。



さて、画像の人形は、そう三輪廉浩さん。
これは「月花」をお求めになられた、E先生からのプレゼント。
今までにも、
田中忍先生、東木場さん、増渕さん、岩戸さんや
私を含め陶花スタッフまで、作って戴きました。
また、今年のワールドカップには、
メッシ人形を作るなど、先生の作品の技術の向上に感嘆させられます。
本当に、先生の作る人形達に、
お客さまはもちろん、私たちスタッフ一同も喜ばせていただいています。
先生、今後とも、よろしくお願い致します。


投稿日時:2010.11.06(土) 19:55:43|投稿者:tohka

キバナノホトトギス


今日の宮崎は晴れ。秋晴れ・・・と言ったところでしょうか。
穏やかな1日でした。
陶花隣の公園の木々や草花たちも、
夏とは違う、柔らかな光に、伸びをしているように見えました。



画像は、「キバナノホトトギス」。
宮崎で、注意していれば、今の時期に良く見かける花ですが、
県外の方は、まず知らないと思います。
なぜなら、この「キバナノホトトギス」は、
宮崎県以外では見つかっていない貴重種で、他県では全く発見されていません。
・・・環境庁は2000年、
「日本の絶滅のおそれのある野生生物」というレッドデータブックを刊行。
この本に、「キバナノホトトギス」は、100年後の絶滅確率、96%と記載されています。
これは、100年後には、野生のものはほぼ無くなってしまうであろうという推測。
宮崎県で誕生し、現在、宮崎のどこにでも見られるキバナノホトトギスが、
100年後に、このレッドデータブックが示すように、本当に絶滅しているのか?
それとも今と同じく普通種として、宮崎の山野に広く分布しているのか?
茶道や華道に携わっている私としても、
継承しなければいけない文化のように、大切な大切な問題です。



さて、先月18日(土)にスタートした、
「三輪廉浩 作陶展7」も、あと5日、9日(火)までとなりました。

昨年度日展入選作(売約済)や日本新工芸展奨励賞作品などの大作から、
朝鮮唐津や黄唐津、青唐津や絵唐津、また、画像の三島唐津の食器など、
多種多用な作品たちを是非ご覧ください。
(期間中は、三輪さんが在ギャラリーしております)


投稿日時:2010.11.04(木) 20:13:36|投稿者:tohka

口蹄疫と堺克弘


先月28日(木)、堺克弘さんの名代として、
「堺克弘 うつわ展2」の売上げの一部、
¥300,000を、宮崎県庁に寄付してきました。
これは、宮崎に甚大な被害をもたらした口蹄疫の義援金です。



2回目の個展は、今までにない企画と作品数。
プレッシャーや私の無理な注文に、挫けそうになりそうなとき、
この口蹄疫のニュースが・・・
自分に出来ることは無いのだろうか?少しでも手助けすることは?
克弘さんの答えは、個展での成功と義援金。
・・・その思いが、克弘さんの背中を押し、今個展の成功に至った訳です。
昨日、克弘さんからTELがあり、
東国原知事からのお礼状が届いたとの事。
昨年10月に企画し、
2010年9月18日にスタートした「堺克弘 うつわ展2」も、
このお礼状でようやく完了。

克弘さん、おつかれさまでした。
5月の銀座に向け、がんばりましょう。

投稿日時:2010.11.02(火) 14:42:39|投稿者:tohka

神武さま 2010


10月30日、31日、宮崎市内で、
宮崎神宮大祭(神武さま)が開催されました。
このお祭りは、毎年10月26日(例祭)後の土日の2日間、
荘厳・華麗な雰囲気の御神幸行列と、行列の華「ミスシャンシャン馬」、
神武天皇の歴史背景を考慮・参考にして
「よみがえる古代・神々」の行列で行われます。

神武さまは年に一度、宮崎神宮にお参りできない遠くの人のところへ
出かけて行かれる神事から始まった、五穀豊穣を祝うお祭りです。
御神幸祭は、明治時代に今のような形式となり、戦時下でも
変わらず続いている、宮崎では最大の祭りです。

私は「おきよ丸」という、
巨大な船(タイヤが付いて地上を走る物体)に乗り、
法螺貝を吹いたり、太鼓を叩いたりと、今年も参加いたしました。



画像は、30日(土)、宮崎神宮前。おきよ丸の上から撮影。
約1000人が出発を待っています。



画像は、復路、31日(日)の橘通り一番街あたり、
観客が増えると自然と力が入ります。



おきよ丸、太鼓、法螺貝、私のアタマ・・・は目立つようで、
沿道から、いろいろな方々にご声援。ありがたいことです。
宮崎を代表するMホテルT社長のブログにも、
ご紹介いただき、感謝感謝です。

・・・行列をご覧にお出での皆さま、ありがとうございました。
また、関係者の方々、お疲れ様でした。
来年も頑張りましょう。

投稿日時:2010.11.01(月) 11:26:42|投稿者:tohka

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