画家 池田弌栄(かずたか)さん


画像と記事は、今日(10/15)の宮崎日日新聞からの引用です。



宮日総合美術展無鑑査の画家池田弌栄(かずたか)さん(67)、
8年前に脳出血で倒れ、右半身まひなどの後遺症が残る今も、絵の制作に励んでいる。
宮崎市の県立美術館で開催中の第61回宮日美展にも、
利き手ではない左手で完成させたアクリル画の大作「鳩」を出品。
画家として再びスタートラインに立った池田さん。
周囲への感謝を胸に「(画家として)まだまだこれから」と意欲的だ。
池田さんは、繊細な描写に定評があり、
1986(昭和61)年の第38回展までに3回の特選を獲得。
無鑑査画家となってからも、毎年欠かさず大作を出品してきた。
(以上、宮崎日日新聞 10月15日 社会面より)

・・・池田さんは2度の脳出血で生死をさ迷い、
利き腕の右手の麻痺と一時言葉を失なわれました。
その後、友人の絵手紙や先輩の寒中見舞いに勇気づけられ、
絵筆を左手に持ち替え、大作の制作を決意され、
昨年から、宮日美展にカムバックされました。
それは、池田さんの絵画に対する
熱意、情熱がこの復活の一番の要因でしょう。
でも、この復活を支え、一番喜んでいるのは、
8年間、共に歩いてきた奥さんや2人のお嬢さん達だと思います。

・・・池田先生、おめでとうございます。
また、これからの益々のご活躍を期待しております。



投稿日時:2009.10.15(木) 20:46:00|投稿者:tohka