平和台とSIZENさん


今日の宮崎は晴れ。朝から寒〜い1日でした。
本日23日(土)から、31日(日)まで、
宮崎市平和台公園内にあるレストランSIZENさんが
ブライダルフェアを開催しています。



陶花も入口近くにブースを構えさせていただき、
ディスプレイしております。
・・・SIZENさんは、オープンキッチンで作られる、
食材の本来の味を活かした美味しい料理で有名なお店で、
ロケーション(眺望)も最高。
こんなお店で、披露宴を挙げられたらいいでしょうね。



・・・で、折角来たので、平和台へ。



この塔は、紀元2600年を記念して建てられました。
製作、設計者は、当時の日本彫刻界の第一人者、日名子実三氏。
日名子氏で有名なのは、
日本サッカー協会のシンボルマーク「八咫烏(やたがらす)」。
八咫烏は、神話に出てくる鳥。
神武天皇が東征の時に、熊野から大和に入る吉野の山中にて、
道に迷われ、その際に天の神が道案内としてつかわした鳥です。



また、ここは、東京オリンピック国内聖火リレーの出発点。
戦争(八紘一宇)、復興(オリンピック)・・・
・・・両方のシンボルになるとは、
創建時の日名子さんも考えてなかったでょうね。



塔の下部。厳室(いつむろ)入り口の青銅製の扉にも、
神武天皇の、お船出の様子が書かれた銅版の扉があります。

厳室の青銅扉は、
天地創造にはじまり、神武天皇が美々津
港より、
御船出をするまでの模様が見れる構図となっています。
その構図を囲む62の模様は、
古事記に記された諸物を物語風に描いています。

日名子氏の造られた、
この扉の素晴らしいレリーフ・・・感動モノです。
・・・ですが、この扉。
「自転車盗難防止用のカギ」で施錠されています(・・・泣)。
この塔は、宮崎県民、いや日本国民の財産です。
行政の担当者の方!
もう少し考えてください。お願いします。


投稿日時:2010.01.23(土) 19:18:33|投稿者:tohka