キリム展〜ムラートコレクション〜


11月23日(水・祝)より、「トルコのキリム展」を開催しております。
キリムとは「つづれ織り」の技法で織られたトルコの毛織物。
色や模様など、造形的な表現の伝統が、受け継がれている逸品です。



キリムの素材は、羊やヤギ、ラクダの毛で、
遊牧民の間では、今でも制作が続けられており、
毛立ちがなく、カーペットやタペストリー、クッションなどに使われています。



今回、このキリムを日本に紹介している、エンシジ・ムラートさんとご縁があり、
陶花初の海外の伝統工芸品をギャラリーに展示いたしました。
画像の通り、いつもの陶花ギャラリーとは全く違った雰囲気は、
キリム専門店のよう。
いつもとは違う感覚に、お客さまも吃驚。楽しまれているようでした。



さて、明日25日(もう今日ですが)の13時〜16時に、
トルコのお茶会を無料にて開催いたしますので、
トルコのチャイとお菓子をお楽しみくださいね(随時開催します)。



画像2点上が、チャイをいれるケトル。(←コレで作ります)
そして、画像上が、お菓子のターキッシュデライト(トルコ名はロクム)。
これは、映画ナルニア国物語にも出てきたお菓子で、
食感は柔らかく弾力があり、また大変美味しく、日本のゆべしに似ています。
チャイとのコンビネーションも最高。是非、体感してもらいたいですね




今回の展示会には、
ムラートさんが7年かけて、定期的に遊牧民らのもとに出向いて、
集めてこられた、約1000点を展示しております。
中には、糸を紡ぎ上げるまでに2〜3年、
さらに織り上げるまでに2〜3年を要する大作も多く、見応えも抜群です。



この展示会は、今月11月29日(火)まで、
期間中はムラートさんが在ギャラリーされますので、
キリムも勿論ですが、
トルコの文化や暮らしなどもお聞きになられては如何ですか?

※ムラートさんの奥さまは、なんと宮崎県小林市のご出身。
お2人ともに留学していた、マルタ共和国でお知り合いになられ、ご結婚。
う〜ん、広いようで狭い世界なのです。

投稿日時:2011.11.25(金) 00:52:08|投稿者:tohka