福元弘信さんの工房


今日の宮崎もポカポカ陽気。
陶花前、JAアズムホールさんの温度計も20℃オーバー。
やはり、温暖化の影響でしょうか?

さて、先日、伊集院(鹿児島)の福元弘信さんの工房に、
ナンヤカンヤ〜の打合せ?で、お邪魔しました。



画像の「透かし」と「お猿さん」は、ある香炉の蓋の部分です。
高さが40cm以上の大きな香炉。
ココまで作り上げるのに、どれだけ掛かったか!
これから、彩色(上絵)。どうなるのか、楽しみです。

下の画像は、「透かし」や「彫り」を作り上げるときの道具です。
市販のカッターの刃を、
ダイヤモンドホイールのグラインダーや砥石で
細〜く、薄〜くして作るので、
刃物ですが、クニャクニャと柔らかい感じなんです。
この柔らかさが大切だとのこと、とても繊細な作業ですね。



さて、福元さんにお願いして、「鶴首花瓶」を作っていただきました。
真下の画像から、一番下右の画像まで、工程時間、約3分半。
あっと言う間に出来てしまいました。・・・流石です。



  

  

  

  

福元さんが作る「寿壷」の展示は、明日15日(火)まで、
薩摩焼の伝統と技を是非、ご覧下さい。


投稿日時:2009.12.14(月) 18:23:00|投稿者:tohka