猫と梟


毎年恒例の「招き猫とふくろう展」も今年で10回目。
陶花の新春の風物詩となりました。
今年も、九谷焼を中心に有田、清水、信楽・・・と取り揃えましたが、
やっぱり、陶花の一番人気は、九谷ですね。



九谷焼はバリエーションが豊富。
カラフルで愛らしい作品ですが、何より仕事が繊細で、
観ている私達を納得させてくれます。



画像の招き猫さんは、身体全体の模様が浮き出ています。
これは、「一珍(イッチン)」と呼ばれる特殊な技法。
この一珍は、土をしぼり出すように盛り上げて文様を描く、装飾技法のひとつ。
猫や梟たちの、立体感や表情は、この一珍によって決まります。
ひとつひとつをじっくり観ていくと、いろいろな発見が・・・
是非、みなさんも探してみては如何ですか?

さて、私、明朝から出張。
京都、名古屋、東京〜と東征いたします。
帰宮は、15日(土)の最終便の予定です。
では、行って来ます。


投稿日時:2011.01.11(火) 20:38:04|投稿者:tohka