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陶花ブログ記事一覧

利休梅と清課堂


今日から、「マグ+カップ展」がスタートしました。
500点のマグカップやフリーカップは圧巻。
みなさん、楽しんで見られているようでした。



さて、画像は20時過ぎのギャラリー前。
明日からの「春の陶花秀作展」の準備中です。
・・・が、まだ全然ディスプレイが出来ていません。
いま、やっと、
友の会の石神さまより戴いた、背丈程の「利休梅」を、
岡重利さんの青磁花器に、生けたところです。
・・・この利休梅。中国が原産地。
明治時代に日本に入ってきたそうで、
茶花としてよく利用されたことから、
利休梅の名が付いたが、千利休とは全く関係がないそうです。
(石神さま、いつもいつも、ありがとうございます。)



さて、画像は、清課堂(京都)さんの錫器。
左は源兵衛徳利(11550yen)、右は糸目チロリ(11550yen)、
・・・この源兵衛徳利。
昔から、長く作られてましたが、
製造工程の都合惜しくも製作を中止していました。
しかし、お客様からのご要望が多い為、
ついに約30年ぶりに復刻した徳利です。
湯に浸けてお燗をすると、
手のひらにピタット・・・非常に馴染みよい形状なんです。
(1.2合入ります)

今回の秀作展は、陶器以外にも、
この清課堂さんの錫器、
開花堂さんの茶筒、中川木工芸さんの白木の器などを、
・・・これから、ディスプレイいたします。

明日からの展示は、私も楽しみ・・・です。


投稿日時:2010.03.05(金) 20:49:18|投稿者:tohka

マグ展と無患子


今日の宮崎は朝から雨。
明日からの「マグ+カップ展」のセッティングの為に、
早朝、鹿児島から戻ってきました。
今回も、有田、伊万里、波佐見、唐津、美濃、瀬戸、信楽、清水の
窯元さんや作家さんから、
新作のマグを中心に、約500点届き、先程、ディスプレイも終了。
使い易さを追求したマグ、思わず笑顔のこぼれちゃいそうなマグ、
夜、読書の友になってくれそうなマグ、ほのぼの癒し系のマグ、などなど・・・
あなたの「ヒトツ」を探してみて下さい。



さて、画像の木の実。知ってますか?



これは、無患子(むくろじ)の実です。
今日、ご来店された友の会のお客様から戴きました。
・・・この殻(果皮)の中に黒い種が1個入っています。
殻はセルロイドのような感じ、少しネバネバしています。
この果皮には、サポニンが含まれており、
昔は石鹸がわりに、使ったのだそうです。
それじゃあ、と、早速、この実を使って手を洗ってみました。
確かに、泡立ちも良く、キレイになりましたが、
この実の独特の匂いでしょうか?・・・臭くてクラクラしてしまいました。
私には合わないようです。



この果皮を剥くと、中から黒い種子が現れます。
これは堅くて光沢があるために、
羽根突きの羽根の玉や、数珠玉として使われるそうです。
・・・確かに良く弾みますよ。


投稿日時:2010.03.04(木) 20:04:56|投稿者:tohka

椿山ふれあいまつり


昨日28日(日)、最高のお日様の下、
宮崎市の椿山森林公園にて
「第12回 椿山ふれあいまつり」が開催され、
野点・琴演奏・椿を使った様々な体験教室、
ぜんざいのふるまい等々の催し物がありました。



椿山森林公園は、
宮崎市政60周年を記念して、平成2年に造られ、
ヤブツバキを中心に約5万本、
また世界各国のツバキ約1000種が植えられています。
また標高400Mの高台にあり、高さ20Mの展望台からは、
双石山や日向灘など、360度のパノラマが楽しめる公園です。
この「椿まつり」での野点も、今年で、ちょうど10回目。
お越しになられるお客様が、年々増えているのを、お茶の出る量で感じます。
今年は約300服。良い疲労感を与えてくれます。  


投稿日時:2010.03.01(月) 19:23:47|投稿者:tohka

カレンダー付きDM


2月ももう終わろうとしています。さすが逃げ月、あっという間に春ですね。
…そんな月末に2月のカレンダーをご紹介。




このカレンダーは、陶花が何年も前から陶花友の会のお客様やエクセレントのお客様、
また、お店に足を運んでいただいたお客様へ毎月お送りしている展示会のおしらせDMです。

今までは表(宛名面)の方だけに展示会の予定を印刷してお送りしていたのですが、
裏面のカレンダーの方を飾ってくださっているお客様が多く、
肝心の展示会の予定を見逃してしまうという致命的な(!)問題がありました。

そこで、楽しみにしてくださっている展示会を分かりやすくお知らせする為に
今月から少し改良したDMをお送りしています。気づいていただけたでしょうか…。
カレンダーの日付に展示会スタート日の印をつけて、下には展示会名と会期を載せてあります。

今年も様々な企画展がありますので、是非カレンダーを飾って、そしてご来店くださいませ〜。


スタッフ 池田

投稿日時:2010.02.27(土) 13:46:46|投稿者:tohka

唐津〜三輪廉浩の窯


先週の出張の際、唐津の三輪さんの窯に。
三輪さんは、宮崎県都濃町出身。
現在、唐津にて作陶活動をされています。
窯元での5年間の修行の後、独立して11年、
私と知り合って、もう10年になります。
(あの頃は、お互いに若かったなあ〜)



画像は、昔の城跡ではありません。
数年前に、三輪さんが購入した土地(740坪・・・広すぎ?)に、
3年前ぐらいから、コツコツコツコツ・・・築いて出来た石垣です。



土盛りをして、石を組み立て、築いていく・・・
画像のほとんどは、機械を使わず、
人間の動力だけで作り上げたもの(三輪くん1人で・・・)。
まったく!三輪さんの日展入選の作品より、ビックリです。

(・・・三輪くん、あなた、石屋でも食べていけるよ!絶対!)



ここは、唐津の鏡山の南側、宇木というところ、
土地の横には川が流れ、山も近く、梅や椿も沢山〜
陶芸や子育てには絶好の場所です。
なるべく早く、住居と登り窯を築いて貰いたいものです。



画像は、三輪さんの石垣から、
1キロぐらい登った山の中にある、醍醐の滝。
一つ一つの滝は小さいのですが、
連瀑となって一気に30mぐらいを落ちていきます。
遊歩道を歩いて疲れましたが、この森林と、滝の水に癒されました。



さて、画像は、現在の三輪さんの小屋?いや、窯です。
11年前に、廃材を集め、やはり、1人で作りあげました。
電気とガス(窯用)以外はありませんので、もちろんトイレもありません。
また、唐津では一番標高の高い所にある窯なので、
雪が積もると、下界に降りれません(家に帰れません)。



でも、ここから、日展入選作や素晴らしい作品たちが生まれているのです。
三輪さん、これからも期待していますよ。
4月の横浜京急での展示会、頑張って下さい。

・・・ギャラリー陶花では、2010年10月23日(土)より、
三輪さんの6回目の個展を開催いたします。
お楽しみに・・・


投稿日時:2010.02.24(水) 12:23:32|投稿者:tohka
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