今回の出張、最後の宿泊は、
以前から泊まりたかった、「ハミルトン宇礼志野」
念願が叶って宿泊するのですが、
「窯焚きとお酒」でチェックインが、21時頃になってしまいました。
(画像は、すべて朝に撮影したものです)

撮影が下手で、よく分からないと思いますが、
すべてにおいて良い空間作り、また、細かい所まで行き届いている気配り。
まさに、大人〜のリゾート。
予想以上に、寛ぐことが出来ました。

う〜ん、今回、勿体なかったのは、チェックインの時間。
ゆっくり時間を作って、過してみたいホテルの1つですね。
画像は、大茶樹の「お茶の花」
12月まで咲いてくれているなんて、嬉しくなりました。
(お茶を作っている方には、ゴメンナサイ)

嬉野市内から佐世保方面に、20分程走った虚空蔵山。
ここに、樹齢340年といわれる「大茶樹」があります。
17世紀の中頃、肥前白石郷の吉村新兵衛が、
虚空蔵山の麓を開墾、茶種を撒いたのが嬉野茶の発祥といわれ、
その当時の一本が、この大茶樹なんです。
大茶樹には8本の支根が出ており、枝張り面積は約100?屐?
今なお樹勢は旺盛で、小さな森を形成しています。
11月ぐらいまでには、散ってしまう「お茶の花」
でも、このお茶の花、茶園などでは、少ししか咲きません。
と云うよりか、咲かせません。
実は、咲かないほうが良い花・・・なんです。
以前、お茶農家さんから、
天候が不順な時や、茶木が弱っているときに咲く花と聞きました。
これも、今年の猛暑が関係しているのでしょうか?
・・・でも、この花。昔から大好きなんですよね〜
7日(火)、福岡から佐賀・長崎に。
窯元さんや商社さん、また若手作家を数軒回り、
夕刻、波佐見の「工房 京千」さんへ。
・・・ちょうど、登り窯での窯焚き中でした。
ここ肥前地区(佐賀、長崎)では、登り窯は大変貴重なモノ。
現在、殆ど、ガス窯や電気窯で焼成されています。
・・・画像の京千さんの登り窯の名前は「夢想窯」
1999年に築窯し、2000年に初窯。今年で10年目の新しい窯です。
画像上は、焚口。
溶けそうなくらい熱く、炎が踊っているかのよう。
(普通のカメラでは、真っ白くなり、写せません)
4日間休むことなく、交代で焚き続けた窯に、最後の薪が入りました。
6〜7年乾燥させた薪は、1回の窯焚きで、約2トン以上使われるとのこと。
貯蔵するのも大変ですね。
画像上、うっすらと、輪郭だけですが・・・窯の中の花瓶や花器が見えますか?
この時、窯に入っている陶器は、トロトロ〜
良〜く見ると、熱気で震えています。
この夢想窯、温度を1250〜1300度まで上昇させるそうです。
その時の炎は、まっ白。
まさに真夏の太陽を見ているよう、近くからは、直視不可能です。
(画像でも眩しいくらい、焚口に光の輪が出来ています)
どうしてなのか、窯焚きとお酒は付き物(私の考えでは!)。
火を見ていると、何故か飲みたくなります(自分の意思とは反対に!?)。
この時も、後の仕事をすっ飛ばして、呑んでしまいましたー。
(Tさん、Hさん、本当に申し訳ございませんでした。ゴメンナサイ)
画像右は、窯主の長岡保さん。(画像が明るいのは、窯の炎です)
大らかな、長岡さんから繰り出される、楽しい話、嬉しくなる話、深イイ話・・・
火を見ながらの話しには、終わりがありません。
時間を忘れ、
お酒やお料理を、たくさん頂戴し、また、たくさん勉強させていただきました。
さて、4日間焚いた窯に蓋をして、自然に一週間程冷まして、窯出し。
ホンモノを作り上げるまでには、本当に時間が掛かりますね。
それに反して、私たちは・・・
画像上は「数時間で出来上がってしまったー」の図です。
・・・でも、・・・いつも、この火の温かさとオレンジの色は、
人間の生きる原点のような気がするのは、私だけでしょうか?
長岡さん、皆さま、大変お世話になりました。ありがとうございました=深謝。
12月5日(日)の夜から、福岡、佐賀、長崎に出張。
陶器業界も専門店縮小やデパート再編など、厳しい中ですが、
「なるほど」と唸るモノは、足が早いですね。
・・・いや〜博多は流石です。勉強させていただきました。
さて、画像は、大丸福岡エルガーラ。
巨大なクマは、エコをテーマにした
高さ10mの大きなファンタスティック クリスタル ベア。
このクマさん、コカコーラの「いろはす」のペットボトルに包まれ、
LEDによりさらに幻想的に輝いていました。
(点滅するクマの帽子。瞬間を捉えることが出来ましたー)
ぐるぐる〜とお勉強したあとは、美味しいものを!と、
「祇園 たかしるや」さんへ。
塩銀杏(左) 冷トマトと塩昆布(右)
胡麻鯖、車海老、白子、烏賊、河豚(左) アグー豚の西京焼(右)
牡蠣のエスカルゴ風(左) 烏賊焼売(右)
唐墨(左) Bar&Dining Mitsubachi(右)
「祇園 たかしるや」さんは、キャナルシティ近く。
白を基調とした作り、やや低めの玄関が京都を思わせます。
シンプルモダンな和の半個室は、
ひとり一人の足元に湯たんぽを置いてくれるサービス(嬉しいですね)。
店主 山本さんの創る料理にも、扱われる器にも、コダワリが感じられ、
食べ終わっても「うつわ」でお話しできる、私にはタマラナイお店です。
・・・唐墨を備長炭で炙って、冷を一口。あぁ〜最高ですね。
博多に行かれた際には、是非、「祇園 たかしるや」さんへ。・・・お薦めします。
さて、御一献した、Fさんが誕生日と云うことで、
那珂川沿いのBar&Dining Mitsubachiへ。
ここは、誕生日のお客様には、花火のサービスが!
花火職人??と水面??・・・見てて思わず笑っちゃいます。
記念日には、ミツバチへ行かれてみては如何ですか?
(画像は、中洲と那珂川とアサヒ黒生と特製雲丹麺)
本日5日(日)から、
本店1階とギャラリーを繋ぐ通路とギャラリーの一部にて、
クリスマス商品をディスプレイ。
今年は、展示をしない予定でしたが、
お客さまの強いご希望により、プチクリスマス展を開催いたしましたー。
画像は、KYOUSEN KILNのオーナメント。
ワンポイントの赤が可愛い、白磁のサンタさん。
他に、ゆきだるま、ツリー、教会、神父、シスターがあります。
鮮やかな色が、インテリアを明るくしてくれますよ。
さて、クリスマス=プレゼント・・・と言えば・・・
昨日4日(土)、岐阜シティタワー43にて、
映画「ハリー・ポッター」シリーズで、ハリーのライバルのドラコ・マルフォイ役を演じ、
現在公開中の「ハリー・ポッターと死の秘宝PART1」でも重要な役割を演じている
俳優トム・フェルトン氏の記念撮影やサイン会が催われ、
その彼へのプレゼント(お土産)として、堺克弘さんの花器が贈られました。
これは、一応?岐阜県さんから・・・です。
(克弘くんの花器が、海を渡ります)
英国人から観て、彼の花器はどのように映るのでしょうか?聞いてみたいですね。
・・・そして、このプレゼントに、お手紙を添えた克弘氏。
(返事が来ると良いですね〜)
この手紙を贈るに際して、
大変ご尽力をいただきました、Eさま、Fさま、お疲れ様でしたー。
さあ、これから、私は出張に出発。今回は、福岡、佐賀、長崎〜です。
帰宮は、8日(水)の18時頃?(・・・太鼓の忘年会があるんだな)の予定です。
では、行って来ます。
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