今日も秋晴れの宮崎。
清々しい朝からのスタート。気持ちがいいものですね。
さて、「三輪廉浩 作陶展7」も、残り3日となりました。
期間中、多くのお客さまに、ご高覧いただき、ありがたいことです。
陶芸に通のお客さまは、期間中、何度も足をお運び戴き、
三輪さんとの作陶話に花が咲いていましたね。
さて、画像の茶碗は、「朝鮮唐津 茶碗 (銘 月花)」です。
陶花の大切なお客さま、E先生ご夫妻のところにお嫁入り(お婿入り?)。
今日は、E先生の目の前で箱書きし、お渡し。
三輪さんの今までの茶碗では見たことの無い、窯変。
茶溜まり(茶碗内部のくぼんだ底部)に、花が咲いているよう、
これをサボテンの仲間、月下美人の花にたとえ、銘を「月花」に。
なかなか良い、お銘に、吃驚。三輪さんもナカナカヤリマス。
さて、画像の人形は、そう三輪廉浩さん。
これは「月花」をお求めになられた、E先生からのプレゼント。
今までにも、
田中忍先生、東木場さん、増渕さん、岩戸さんや
私を含め陶花スタッフまで、作って戴きました。
また、今年のワールドカップには、
メッシ人形を作るなど、先生の作品の技術の向上に感嘆させられます。
本当に、先生の作る人形達に、
お客さまはもちろん、私たちスタッフ一同も喜ばせていただいています。
先生、今後とも、よろしくお願い致します。
今日の宮崎は晴れ。秋晴れ・・・と言ったところでしょうか。
穏やかな1日でした。
陶花隣の公園の木々や草花たちも、
夏とは違う、柔らかな光に、伸びをしているように見えました。
画像は、「キバナノホトトギス」。
宮崎で、注意していれば、今の時期に良く見かける花ですが、
県外の方は、まず知らないと思います。
なぜなら、この「キバナノホトトギス」は、
宮崎県以外では見つかっていない貴重種で、他県では全く発見されていません。
・・・環境庁は2000年、
「日本の絶滅のおそれのある野生生物」というレッドデータブックを刊行。
この本に、「キバナノホトトギス」は、100年後の絶滅確率、96%と記載されています。
これは、100年後には、野生のものはほぼ無くなってしまうであろうという推測。
宮崎県で誕生し、現在、宮崎のどこにでも見られるキバナノホトトギスが、
100年後に、このレッドデータブックが示すように、本当に絶滅しているのか?
それとも今と同じく普通種として、宮崎の山野に広く分布しているのか?
茶道や華道に携わっている私としても、
継承しなければいけない文化のように、大切な大切な問題です。
さて、先月18日(土)にスタートした、
「三輪廉浩 作陶展7」も、あと5日、9日(火)までとなりました。
昨年度日展入選作(売約済)や日本新工芸展奨励賞作品などの大作から、
朝鮮唐津や黄唐津、青唐津や絵唐津、また、画像の三島唐津の食器など、
多種多用な作品たちを是非ご覧ください。
(期間中は、三輪さんが在ギャラリーしております)
先月28日(木)、堺克弘さんの名代として、
「堺克弘 うつわ展2」の売上げの一部、
¥300,000を、宮崎県庁に寄付してきました。
これは、宮崎に甚大な被害をもたらした口蹄疫の義援金です。
2回目の個展は、今までにない企画と作品数。
プレッシャーや私の無理な注文に、挫けそうになりそうなとき、
この口蹄疫のニュースが・・・
自分に出来ることは無いのだろうか?少しでも手助けすることは?
克弘さんの答えは、個展での成功と義援金。
・・・その思いが、克弘さんの背中を押し、今個展の成功に至った訳です。
昨日、克弘さんからTELがあり、
東国原知事からのお礼状が届いたとの事。
昨年10月に企画し、
2010年9月18日にスタートした「堺克弘 うつわ展2」も、
このお礼状でようやく完了。
克弘さん、おつかれさまでした。
5月の銀座に向け、がんばりましょう。
10月30日、31日、宮崎市内で、
宮崎神宮大祭(神武さま)が開催されました。
このお祭りは、毎年10月26日(例祭)後の土日の2日間、
荘厳・華麗な雰囲気の御神幸行列と、行列の華「ミスシャンシャン馬」、
神武天皇の歴史背景を考慮・参考にして
「よみがえる古代・神々」の行列で行われます。
神武さまは年に一度、宮崎神宮にお参りできない遠くの人のところへ
出かけて行かれる神事から始まった、五穀豊穣を祝うお祭りです。
御神幸祭は、明治時代に今のような形式となり、戦時下でも
変わらず続いている、宮崎では最大の祭りです。
私は「おきよ丸」という、
巨大な船(タイヤが付いて地上を走る物体)に乗り、
法螺貝を吹いたり、太鼓を叩いたりと、今年も参加いたしました。
画像は、30日(土)、宮崎神宮前。おきよ丸の上から撮影。
約1000人が出発を待っています。
画像は、復路、31日(日)の橘通り一番街あたり、
観客が増えると自然と力が入ります。
おきよ丸、太鼓、法螺貝、私のアタマ・・・は目立つようで、
沿道から、いろいろな方々にご声援。ありがたいことです。
宮崎を代表するMホテル、T社長のブログにも、
ご紹介いただき、感謝感謝です。
・・・行列をご覧にお出での皆さま、ありがとうございました。
また、関係者の方々、お疲れ様でした。
来年も頑張りましょう。
今日は一日中、曇天。
朝から肌寒く、くすんだ色合いの宮崎でした。
台風の影響もあるのでしょうか?
ここ宮崎では、30日(土)、31日(日)と最大のお祭り、
宮崎神宮大祭が執り行われます。
週末のお天気・・・心配です。
さて、画像は、福元弘信先生(左)と三輪さん。
個展4日目の夕方、ギャラリーにおみえになられました。
轆轤(ろくろ)成形が上手過ぎて、
ろくろ妖怪のあだ名が付けられる程の福元先生から、
今回の新作「動」を褒められた三輪さん。=最高の笑顔です。
夜は、福元先生、三輪さんと、恒例の夜のパトロールへ。
おふたりのモノヅクリに対する魂のぶつかり合い。
違う物質同士が出会い、化学反応の起こしたのかのよう、
横で聞いていて、とても楽しくご機嫌な時間でした。
そんな陶芸の話しは尽きるところを知らず、帰るころには、もう朝。
福元先生、三輪さん、お疲れ様でした。
また、心地よい時を共有できたお二人に感謝いたします。
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