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陶花ブログ記事一覧

菖蒲と蓬


今日、5月5日は端午の節句。
古来より、丈夫な根を持ち、繁殖力の強い菖蒲は、子孫繁栄を意味し、
蓬とともに豊かなその香りは、邪気を祓うと云われます。



京都では、「5日の晩に甘露が降ると伝えられており、
一家の主人は夕刻に、菖蒲と蓬を屋根に上げて、
一晩夜露にあて、翌日の6日にその菖蒲、蓬を屋根から下ろし、
湯に入れて家族それぞれ身を清める」とのこと。



画像は以前、京都で大変お世話になった、森山先生から教えていただいた菖蒲と蓬。
菖蒲を束にして剣を、蓬と合わせて柄を作り、
これを湯船に浮かべると、湯の温かみで、
香りはさらに強まり、心身の邪気を祓って戴けるとのこと。




今年、初めて作り、先程、ギャラリーの軒下に。
明朝が楽しみです。


投稿日時:2010.05.05(水) 20:01:37|投稿者:tohka

徳永榮二郎のうつわ


GW真っ只中の日本ですが、皆さまは如何お過ごしでしょうか?
陶花はギャラリー、本店共に、商い中で御座います。
また、本日より、5日まで、
シェラトンシーガイアブライダルフェアが開催中です。
陶花もブースを出していますので、
お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。

さて、陶花でも取り扱いの多い、有田焼の有田町では、
4月29日から毎年恒例の「有田陶器市」を開催しております。
私も修行時代に、裏方として、この陶器市を体験しましたが、
「商い」のスタンスがあまりにも違い、驚愕したことを思い出します。
でも、この期間は、九州山口陶磁展や各種イベントが盛り沢山。
有名作家の工房巡りなど、買い物以外で楽しむ陶器市は、お薦めです。



さて、画像は、有田の徳幸窯、徳永榮二郎さんの作品。
先日の有田出張の際に購入したモノ。
数年前の作品に比べ、格段に技術がアップしていることに吃驚。
これからが楽しみな作家のひとりです。
(灰釉片口:14700yen、灰釉ぐい呑:5250yen、灰釉徳利:16800yen)



実は、この榮二郎さん、
京都の北川広幸先生のもとで修行されており、
数年前、初めて会ったときも、その話しで盛り上がりましたっけ・・・。
(雪華耳付向付:8400yen、絵唐津丸紋Fカップ:4620yen)

徳永榮二郎 陶歴
1977年 佐賀県有田町生まれ
1996年 佐賀県立有田工業高校(窯業科)卒業
2000年 京都嵯峨美術大学卒業(陶芸コース)
2000年 森俊山(森俊二)師事 京都東山
2004年 京都市陶工訓練校(成型科)卒業
2004年 陶芳 弥三郎(北川広幸)師事 京都綴喜郡
2005年 徳幸(有田)のロクロ師となる


投稿日時:2010.05.03(月) 19:44:53|投稿者:tohka

第32回日本新工芸展


今日で卯月もおしまい。もう今年の3分の1が過ぎてしまいました。
私はやり残したこと・・・沢山有り過ぎ。
・・・皆さんはどうですか?

さて、陶花が応援している作家、三輪廉浩さんの「流動−?后廚?
第32回日本新工芸展にて、日本新工芸奨励賞(一般部門)を受賞されました。
・・・三輪さん、おめでとうございます。やっぱり、見る人は観てくれていますネ。
これからも、期待しています。お互いに頑張りましょう。



画像は、その三輪くんの「朝鮮唐津 片口向付」です(3200yen)。
彼の器は軽くてジョウブ。
これは、宮崎市内の料飲店さんが証明してくれています。
皆さんの食卓にも如何ですか?



画像は、陶花ギャラリー内。
いつも大変お世話になっています、東先生御夫妻に戴き、
掛けているのは、現在、出光美術館(門司)で開催中の、「古唐津展」のポスター。
情報の少ない宮崎、このポスターを見て、GWに予定を立てたお客さまも・・・
嬉しいことです。・・・東先生、ありがとうございます!


投稿日時:2010.04.30(金) 19:55:16|投稿者:tohka

第107回九州山口陶磁展


佐賀県有田町に九州山口地方の陶器陶磁器製品を集め、
技術の交流、品質の向上、デザインの改善を図り、
伝統文化の継承と産業的発展を目指す公募展
第107回九州山口陶磁展」の受賞者が発表されました。

今回の最高賞(文部科学大臣賞)は、
昨年11月にギャラリーにて、4回目の個展を開催された
田中忍先生の「白い夏−?次廚?受賞!・・・忍先生、おめでとうございます=
・・・やっぱり、今年は先生の年に!なるんじゃないんですか?

以下、陶花が関係している入賞作家さん〜

【第一部美術工芸品オブジェ】
田中右紀さん(忍先生の弟さん)熊本放送賞、
今村博さん(堅一さんのお父様)佐賀県商工会議所連合会賞

【第二部産業陶磁器】
今村堅一さん(陶花頒布会の〜)有田町長賞3位
畑石眞嗣さん(畑萬の社長)STS佐賀テレビ賞
中尾純さん(恭純先生ご長男)西日本新聞社賞

皆さま、おめでとうございます。

受賞作の発表展は、
第一部が九州陶磁文化会館(有田町)、第二部が有田商工会議所で、
2010年4月29日(木・祝)〜5月10日まで行われます。

関連記事・・・西日本新聞HP佐賀新聞HP (忍先生の受賞作が観れます)


投稿日時:2010.04.27(火) 13:19:18|投稿者:tohka

おろし金


昨日、25日、ここ宮崎は、朝から雲ひとつ無い、気持ちの良い日曜日でした。
みなさんは「何処かお出かけ!」、されましたか?
陶花は、シェラトンシーガイアさんのウェディングフェアへ。
多くのお客さまに陶花ブースに足をお運びいただきました。
お礼申し上げます。感謝。



さて、画像は「卓上薬味おろし金」です。
これは、職人(春原澄人さん)とデザイナー(芦田秀一さん)の
コラボレーションから生まれたモダンな品。
機械加工のおろし金と違い、職人が一打ち、一打ち、目を立てたおろし金。
横幅3.8センチ、長さ11センチの小ぶりなサイズで、
卓上にあっても映えるデザインです。

今回、デザイナーの芦田さんとご縁がありまして・・・
本日26日(月)からのギャラリーにて展示いたします。
            (卓上薬味おろし金  4200yen)


投稿日時:2010.04.26(月) 16:33:08|投稿者:tohka
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