2019年08月
今朝のお稽古は、釣瓶水指、洗い茶巾。
夏、今だけのお楽しみです。
釣瓶水指は、井戸の水を汲み上げる釣瓶の形をした水指。
武野紹鴎が、井戸から汲み上げた水を、
そのまま水屋に置くために木地で好んだのが起こりとされ、
それを利休が座敷へと持ち出したといいます。
木地釣瓶水指は、夏季に井戸から汲み上げた姿として、
水に濡らした木地のまま使う習いとなっており、
古くは一会限りで使うたびに新調したといいます。
まさに、一期一会ですね。
夏です。
涼しげな水音を楽しむ、
「洗い茶巾」のお稽古です。
茶花 くるくま草
お茶銘 敬の白
お詰 柳桜園
お菓子 豆かん 桐木神楽堂
8月4日から京都へ出張。
少し足を延ばして、
以前から見たかった「梅花藻」に会いに、米原の醒ヶ井に。
この醒ヶ井に流れる地蔵川が、とてもキレイで水温も低く、
限られた時期にだけ咲く水中花が梅花藻です。
当日は、運よく見頃。
たくさんの白い可愛いお顔を見ることが出来、
ありがたい。ありがたい。
梅花藻はキンポウゲ科の淡水植物。
梅の花に似た、白い小さい花を5月中旬〜8月下旬まで咲かせます。
この梅花藻は、水温14℃前後の清流にしか育たず、
全国でも生育場所が限られているそうです。
茶屋やマス料理のお店がポツポツと。
中山道の醒ヶ井宿。風情があります。
茶屋でひと休み。
アイスコーヒーはお菓子付で、150円。
・・・観光地なのに安いのです。
さあ、梅花藻です。
訪問日は、水面から立ち上がって、見頃だそうで、
いい日にお見えになられたね〜 と。
アリガタイアリガタイ。
赤いのは、上流から流れてきた、百日紅の花びら〜
見頃は、9月上旬くらいまで。
茶屋の方々が、頻繁に流れてくる枯葉をお掃除〜
水温14度。スイカも冷えひえでしょうね。
これが、赤い花の正体です。
この加茂神社が地蔵川の湧水の始まりです。
加茂神社から見た、醒ヶ井宿。
ヤマトタケルの石像・・・・下画像参照してください。
みなさまも〜ぜひ。オススメします。
8月2日(金)より、陶花本店1階にて、
「手ぬぐい展 2019」がスタート。
日本橋戸田屋さんの手ぬぐいを、約300点展示いたしました。
戸田屋さんの手ぬぐいは、
注染という技法で染められています。
この伝統工芸指定された染色方法で染め上げた、
色合いの美しさ、風合いのよさを、是非、ご覧ください。
可愛らしい柄、奇抜な柄から、伝統的な柄まで・・・
見ているだけで楽しくなります。
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