2010年05月
今週出張の際、間美恵さんとの打合せも終わり、
工房のある産山村から、竹田を抜け宇目方面に行く途中、
前々から見てみたかった「原尻の滝」へ。
東洋のナイアガラと言われてるこの滝は、
数日前からの雨で水量が多く、見応え十分、
壮大なスケールを堪能することが出来ました。
この滝は、画像のゆれゆれに揺れる吊橋から正面を、
滝の上の遊歩道から、滝の下の滝壺から、いろんな角度から楽しめます。
その滝の上には鳥居が・・・
見渡すと300メートルぐらい離れたところに社があり、
参拝させて戴きました。
このお社は「二ノ宮八幡社」。
近くに一ノ宮、三ノ宮があり、一と三が親で、この二ノ宮は子、
合わせた三社のことを、緒方三社と云われるとのこと。
また、旧暦の10月16日には、雄大なお祭りが催され、
たまたまお話しさせて戴きました、お近くにお住まいの先達に、
「ぜひ、見に来なされ」とお誘いを受けました。
・・・見難いのですが、画像の中のオレンジの光。
これは神殿の明かりです。
その先達が云われるには、
下の鳥居からでも見えるようにと設計されらしいとのこと。
昔の建物(建造物)はスゴイですね。
本当に色々と御説明戴きました先達、
有難う御座いました。・・・深謝
今週の出張の際、熊本県産山村の間美恵さんの工房へ。
飼い猫では無いが、
いつもこの辺りで、ウロチョロしている猫(チョロちゃん)が、
足を挙げ、「なんかクレ」のポーズでお出迎えしてくれました。
間さんとは、約8年前からのお取引。
2005年、2006年、2009年と、
ギャラリーにて個展を開催させて戴き、
陶花には間さんファンのお客様が沢山いらっしゃいます。
・・・ここ産山村には、京都から移り住まれ、12年。
大分と熊本の県境の、
自然いっぱい過ぎる環境で、作陶活動をされています。
今年、敷地内に、念願のギャラリーを建てられ、
作品も大変見やすくなり、
また、工房兼自宅前の道路もいつの間にか広く、
車が入りやすくなっていました。
今回は、ちょっとしたお願いで参上した訳ですが、
間さんも何とか受諾してくれ、私も一安心。
(皆様には、8月頃に御報告できそうです)
ついでに、52点の作品を分けて戴きました。
明日より、本店1階にて展示いたしますので、お楽しみに・・・。
間さんの作られる器は、
熊本県で採れる良質な磁器土、天草陶石を用いて、
亜鉛結晶釉(あえんけっしょうゆう)をかけて焼いています。
基本的に亜鉛の色は白ですが、
コバルトや銅などの鉱物を混ぜることで、青や緑などに色が変化します。
結晶釉の起源は古く中国北宋期で、
偶然的に焼成されたと言われていますが、
当時は再現性に乏しかったようです。
現在、ヨーロッパやアメリカでは、
この技法を用いた様々な作品が創られています。
※画像のピンク色の結晶は、マンガンを混ぜています。
スミマセン。久しぶりの更新となります。
ようやく出張(福岡、佐賀、熊本、大分)から、帰って来ました。
出張中は、いろいろと〜廻って廻って〜楽しい時間を過せました。
その内容は後日アップします。
さて、まずお伝えしたいのは・・・
「陶花」が応援している作家、
中尾恭純先生(有田:中仙窯)の
「線象嵌面取花生」(せんぞうがんめんとりかせい)が、
第28回西日本陶芸美術展にて、
最高賞の西日本陶芸大賞を受賞されました。
先生、おめでとうございます=。
恭純先生とは、お取引をさせていただいて、早10年。
白磁、線象嵌、点刻象嵌など、
緻密な作品とは裏腹に、いつも優しく、気さくな先生。
お話しさせて戴くと、いつも何故か「ほっ」とします。
これからも、私たちが感嘆するような、美しい作品を期待しています。
さて、もうひとつ。
先日ブログにてお知らせした、
堺克弘さんの記事が、今週号の女性自身に掲載されました。
見た瞬間、「あ〜いつもの作業着だァ〜」って思いましたが、
これが彼の良いところ・・・
繕わず、良く魅せようとせず、いつも「ありのまま」なんですよね。
・・・この記事には、
新作のプレゼント応募券も付いていますので、
お近くの書店、コンビニでお買い求め戴ければ・・・
アリガタイデス。
「堺克弘 うつわ展2」は、2010年9月18日(土)から。
皆様のお越しをお待ちいたしております。
先日、岐阜の堺克弘さんから、たくさんの作品が届きました。
これは、6月に御結婚される
神奈川県在住、T様のウェディングギフト。
これから陶花にて、熨斗、栞の作成、パッケージング、包装等をして、
茅ヶ崎の披露宴会場にお送りする引出物です。
ひとつひとつ手作りで、ひとつひとつデザインが違う、堺さんの逸品作。
いろいろな楽しみ方が出来そうな、このギフトは、
きっと、ゲストの皆さんに喜ばれるでしょうね。
〜おしらせです〜
来週火曜日(25日)発売の女性自身(光文社)に、
堺克弘さんのインタビューが掲載されます。
先程、取材が終わったとのこと。
読者プレゼントもあるみたいです、是非、ご覧下さいね。
今日の宮崎は一日中雨。
口蹄疫のウィルスも流れてしまえばイイのに・・・。 (無理ですよね〜)
さて、15日から始まった福元さんの個展。
素晴らしい作品ばかり。一部紹介いたします。
画像は、「薩摩七宝総透鶴図香炉」
透かしには、馬籠、亀甲、網などがありますが、
この七宝総透かしは、形状の美しさ、作成技術の困難さから、
白薩摩透かし彫りの極致と言える作品です。
この香炉は五つ足。亀が支えています。
透かしを通して、2羽の鶴が描かれているのが、見えます。
今回は、昨年の初個展より、バージョンアップ。
福元さんの懐の深さにはいつも吃驚させられます。
・・・真近でご覧いただきたい作品ばかり、
皆様のお越しをお待ちいたしております。
15日(土)夜のレセプションのお料理は、
陶花がコーディネートしている「新旬料理 ふじいち」さんから。
児玉料理長にお願いし、旬の酒肴を作って戴きました。
前菜:黍魚子有馬煮 鶏しそチーズ巻 桜桃芋 黄味寿し
造り:鮪 いさき 水烏賊 替り鉢:豆乳豆腐
煮物:高野豆腐 真子 筍 蕗 菖蒲麩 木の芽 焼物:魳新茶香り焼 椎茸 青唐
蒸し物:茶碗蒸し 酢の物:胡瓜 防風 鮭市松奉書巻 ゆすり梅
食事:焼おにぎり茶漬け 水雲 胡麻 あられ 水菓子:鶯羊羹
みなさまから、「美味しい!」のお声を戴き嬉しい限り。
今回お世話になりました、児玉料理長、菊池部長、
そして、盛付け、配膳等担当の陶花各スタッフ。・・・ありがとうございました。
5月15日(土)より、「第2回 福元弘信 作陶展」がスタート。
福元先生の個展は昨年4月以来、2回目となります。
今回は、大壷、香炉、花器から、酒器や皿鉢の食器まで、約100点を展示。
見応えのある作品ばかりです。
以下の画像は、15日夜に開催したレセプションの様子。
みなさん、素晴らしい作品を前に、感嘆の声。
福元先生は、終始、質問攻めにあっていました。
レセプションにご参加戴いた中に、
某M銀行のTVCMなどで有名な、アカペラグループのお2人が・・・
いつも5人でのところ、無理をお願いし、2人で歌っていただきました。
このサプライズに、みなさん大喜び。
お2人の美声で、より一層盛り上がり、楽しい宴になりました。
Tさま、Sさま、本当にありがとうございました。
これからも宜しくお願いいたします。深謝。
宮崎県内は、感染が拡大している
家畜伝染病・口蹄疫(こうていえき)の問題が深刻で、
すでに約8万頭の牛や豚が殺され処分されました。
一昨日には、陶花ギャラリー前の
JAアズムホール、JA会館でも、消毒用のマットが準備されました。
国や県が、畜産農家の方々の補償を一刻も早く解決させないと、
将来を悲観し、二次的災害発生にも成りかねませんし、
精肉店や焼肉店など、風評被害も考えられます。
これ以上、口蹄疫が広がらないように、そして何よりも早い終息を願っております。
と、云うことで、
4月、5月のスタッフの誕生日会は、「焼肉 しもふり亭」さんへ。
誕生日の野崎さんと前満さん、その他2名?を連れて・・・
美味しいお肉は、皆を笑顔にしてくれます。
やっぱり、ここのお肉は最高です。皆、私より食べてたような・・・。
岡崎さん、ありがとうございました。
この夜は、たくさん食べて、たくさん歌って〜いつもの時間。
楽しい夜でした。
さて、画像は、マカロン。
昨夜、フランス9日間のツアーから、宮崎にお帰りになられた、
?気気涕翩弸覆?らのお土産です。
先程、さあ、食べよう!と思ったら、オイシイ食べ方の「レシピ」が付いており、
少々時間が掛かりそうなので、明日のお楽しみにします。
?気気沺△△蠅?とうございました。
また、フランスグルメ紀行のお話をお聞かせ下さい。
5月10日、大安。
・・・宮崎は、朝から雨。
GWに降った黄砂を洗い流してくれたようで、
木々の色合いも、新緑から深緑へ移り変わり、
春から初夏への季節の変化をうかがわせています。
今日は、8月に移転新規オープンされる「えびす」さんの地鎮祭。
あいにくの雨でしたが、厳かに執り行われ、
施主の横山様御夫妻、施工の東洋ホーム保井社長、
他の皆様と共に、列席させて戴きました。
・・・これから、8月の新生「えびす」誕生まで、
陶花も全力で、やらせていただくお仕事ですので、
スタッフ一同、腰を据えて頑張ります。
今月のDMは端午の節句にちなんだ1枚でした。
全国的にもお天気が良くて過ごし易い連休でしたね。
そろそろみなさん平常のリズムを取り戻し始めた頃でしょうか。
日本中イベント三昧の今週でしたが、今月はもうひとイベントありますよ。
★☆ 明日5月9日(日)は『母の日』です ☆★
陶花では明日も<母の日の贈り物>展を開催していますので、
「まだ用意していない」という方は是非ご来店下さいませ。
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個展のお知らせです。
5月15日(土)からは、薩摩焼の作家 福元弘信 さんの個展が始まります。
現代薩摩の匠の技を是非ご高覧ください。
陶花スタッフ
池田
今日、5月5日は端午の節句。
古来より、丈夫な根を持ち、繁殖力の強い菖蒲は、子孫繁栄を意味し、
蓬とともに豊かなその香りは、邪気を祓うと云われます。
京都では、「5日の晩に甘露が降ると伝えられており、
一家の主人は夕刻に、菖蒲と蓬を屋根に上げて、
一晩夜露にあて、翌日の6日にその菖蒲、蓬を屋根から下ろし、
湯に入れて家族それぞれ身を清める」とのこと。
画像は以前、京都で大変お世話になった、森山先生から教えていただいた菖蒲と蓬。
菖蒲を束にして剣を、蓬と合わせて柄を作り、
これを湯船に浮かべると、湯の温かみで、
香りはさらに強まり、心身の邪気を祓って戴けるとのこと。
今年、初めて作り、先程、ギャラリーの軒下に。
明朝が楽しみです。
GW真っ只中の日本ですが、皆さまは如何お過ごしでしょうか?
陶花はギャラリー、本店共に、商い中で御座います。
また、本日より、5日まで、
シェラトンシーガイアブライダルフェアが開催中です。
陶花もブースを出していますので、
お近くにお越しの際は、どうぞお立ち寄りください。
さて、陶花でも取り扱いの多い、有田焼の有田町では、
4月29日から毎年恒例の「有田陶器市」を開催しております。
私も修行時代に、裏方として、この陶器市を体験しましたが、
「商い」のスタンスがあまりにも違い、驚愕したことを思い出します。
でも、この期間は、九州山口陶磁展や各種イベントが盛り沢山。
有名作家の工房巡りなど、買い物以外で楽しむ陶器市は、お薦めです。
さて、画像は、有田の徳幸窯、徳永榮二郎さんの作品。
先日の有田出張の際に購入したモノ。
数年前の作品に比べ、格段に技術がアップしていることに吃驚。
これからが楽しみな作家のひとりです。
(灰釉片口:14700yen、灰釉ぐい呑:5250yen、灰釉徳利:16800yen)
実は、この榮二郎さん、
京都の北川広幸先生のもとで修行されており、
数年前、初めて会ったときも、その話しで盛り上がりましたっけ・・・。
(雪華耳付向付:8400yen、絵唐津丸紋Fカップ:4620yen)
徳永榮二郎 陶歴
1977年 佐賀県有田町生まれ
1996年 佐賀県立有田工業高校(窯業科)卒業
2000年 京都嵯峨美術大学卒業(陶芸コース)
2000年 森俊山(森俊二)師事 京都東山
2004年 京都市陶工訓練校(成型科)卒業
2004年 陶芳 弥三郎(北川広幸)師事 京都綴喜郡
2005年 徳幸(有田)のロクロ師となる
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