2018年09月
陶花ギャラリー、本店1階での印伝展の会期も、
あと7日となりました。
今日から、更紗技法で作られた希少な印伝も、
展示しております。
更紗とはもともとインドで生まれた草花や鳥、動物などの紋様染めのこと。
同じ紋様が繰り返し増殖していく様式は、
輪廻転生のように無限に再生する生命観を表現したものと考えられています。
このインド更紗の模様が日本の小紋柄に似ていることから、
同じように鹿革に顔料で模様を捺染(なせん ※プリント)するこの技法を、
更紗技法と呼ぶようになったといわれています。
色鮮やかで雰囲気も異なる更紗。
使い込むと通常の印傳とはまた違った風合いを楽しめます。
「秋の印伝展」は、9月25日(火)まで。
皆さまのお越しをお待ちしております。
昨日、9月8日(土)より、
陶花ギャラリーにて、恒例の「秋の印伝展 2018」を開催。
10時の開店から、
多くのお客様にお越しいただき、ありがとうございます。
心よりお礼申し上げます。
印伝(いんでん、印傳)とは、
印伝革の略でり、鹿の皮をなめしたモノのことです。
なめした革に染色を施し、漆で模様を描いたもので、
主に袋物などに用いられます。
名称はインド(印度)伝来に因むとされ、
印伝の足袋が正倉院宝庫内に現存しています。
また、東大寺の印伝文箱も奈良時代の作品。
まさに、日本古来の伝統工芸品なのです。
今回のアイテムは、
ボストンバッグ、ショルダーバッグ、手提げバッグ、
巾着、財布、小銭入、ポーチ、印鑑ケース、名刺入、カード入
スマホケース、メガネケース、キーケース、根付などなど・・・
総数、1049点、ディスプレイしております。
「秋の印伝展2018」は、9月25日(火)まで、
「革」と「漆芸」で表現された日本の伝統工芸を、是非体感してください。
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