2011年11月
23日(水・祝)からスタートした「トルコのキリム展」も,
あっという間に5日間が過ぎ、
明日、明後日の2日間を残すのみとなりました。
連日、沢山のお客様にお越しいただいき、
盛況の内に会期を進めさせていただいておりますが、
先月末、駐車スペースが10台と以前より、
5台分増えた陶花前駐車場も、満車状態が続き、
お客様にご迷惑をお掛しましたこと、お詫び申し上げます。
ごめんなさい。
毎年、6月から8月にかけ、トルコ全土を車で買付に廻る、ムラートさん。
西へ東へ、北へ南へ、1万キロ以上を走り、
自分の目で見たイイモノだけを、仕入れて来られます。
焼ものといっしょで、各地方各産地で、
キリムの作り方や絵柄がまったく違うのも面白いところ。
画像上の左側は、エーゲ海近くのベンガマ(Bergama)、
そして右側は、地中海近くのアンタルヤ(Antalya)で作られています。
画像上は、陶花の大切なお客様、E先生御夫妻と談笑する、ムラートさん。
8年前、まったく話せなかった日本語を、現在は自由自在に操る氏。
日本人より綺麗な日本語なんですよ。これが。
・・・日本人として反省反省です。
ギャラリーにある、1000点のキリムきりむキリム。まるで宝探しのよう。
今までのギャラリーのイメージでは無いので、
お客さまの暖簾を潜られてからの「ほう〜」と云う言葉は、
少し快感になってしまった、ワタクシなのです。
画像上は、コンヤ(konya)地方のモノ。王道ですな。
そして画像は、陶花ではお馴染み、E先生が作る人形。
今回は、もちろん、ムラートさん。
この人形を見たときのムラートさんは、子供のように喜んで・・・
人形を乗せる台はトルコと日本の国旗(裏はキリム画像)、
また、いつものパッケージも凝りに凝っています。
・・・またまた凄いのひと言です。
E先生、ありがとうございました。
※今回の「トルコのキリム展」は、
新聞社各社さんから記事掲載(写真付)していただきました。
宮崎日日新聞さま、朝日新聞さま、毎日新聞さま、読売新聞さま、
ありがとうございました=感謝いたします。
11月23日(水・祝)より、「トルコのキリム展」を開催しております。
キリムとは「つづれ織り」の技法で織られたトルコの毛織物。
色や模様など、造形的な表現の伝統が、受け継がれている逸品です。
キリムの素材は、羊やヤギ、ラクダの毛で、
遊牧民の間では、今でも制作が続けられており、
毛立ちがなく、カーペットやタペストリー、クッションなどに使われています。
今回、このキリムを日本に紹介している、エンシジ・ムラートさんとご縁があり、
陶花初の海外の伝統工芸品をギャラリーに展示いたしました。
画像の通り、いつもの陶花ギャラリーとは全く違った雰囲気は、
キリム専門店のよう。
いつもとは違う感覚に、お客さまも吃驚。楽しまれているようでした。
さて、明日25日(もう今日ですが)の13時〜16時に、
トルコのお茶会を無料にて開催いたしますので、
トルコのチャイとお菓子をお楽しみくださいね(随時開催します)。
画像2点上が、チャイをいれるケトル。(←コレで作ります)
そして、画像上が、お菓子のターキッシュデライト(トルコ名はロクム)。
これは、映画ナルニア国物語にも出てきたお菓子で、
食感は柔らかく弾力があり、また大変美味しく、日本のゆべしに似ています。
チャイとのコンビネーションも最高。是非、体感してもらいたいですね。
今回の展示会には、
ムラートさんが7年かけて、定期的に遊牧民らのもとに出向いて、
集めてこられた、約1000点を展示しております。
中には、糸を紡ぎ上げるまでに2〜3年、
さらに織り上げるまでに2〜3年を要する大作も多く、見応えも抜群です。
この展示会は、今月11月29日(火)まで、
期間中はムラートさんが在ギャラリーされますので、
キリムも勿論ですが、
トルコの文化や暮らしなどもお聞きになられては如何ですか?
※ムラートさんの奥さまは、なんと宮崎県小林市のご出身。
お2人ともに留学していた、マルタ共和国でお知り合いになられ、ご結婚。
う〜ん、広いようで狭い世界なのです。
今日の宮崎は、おもいっきり秋晴れです!というお天気。
青い空が眩しく、気持ちの良い1日。
まあ、大気の乾燥はしょうがないかな。
さて、出張やら、ナンやらカンやらで、
久しぶりの更新となりました=ごめんなさい。
15日(火)からの出張は、京都、名古屋、岐阜。
来年の個展や展示会の打合せは、みなトントン拍子に。
新しい展開や新企画ばかりで、
ワタクシが一番喜んで楽しんでいるようです。
まあ、鬼も笑うとは言いますが、
来年も嬉しい展示会ばかりですので、皆様、お楽しみに・・・
名古屋には毎年2回、約10年間お邪魔していますが、観光は皆無。
お城と美術館くらい・・・と云うことで、Iさんお薦めの「ノリタケの森」(画像)へ。
この「ノリタケの森」は、創立100周年の記念事業として、
近代陶業発祥の地であるノリタケ本社敷地内に、
陶磁器に関する複合施設として、2001年にオープン。
名古屋市中心部の約48000?屬箸い?広大な敷地に、
文化と出会う「カルチャーゾーン」、
暮らしを楽しむ「コマーシャルゾーン」、
歴史を感じる「ヒストリカルゾーン」
という3つゾーンで楽しませてくれる素晴らしい施設。
陶器陶磁器から生み出されるモノ、人、自然が、
ひとつになって語りかけてくれているよう。・・・お薦めしたい、森でしたよ。
皆さまも是非。
さて、出張中、最近、2回の公募展で、
入賞、入選して絶好調の堺克弘氏と一献(画像が無くてスミマセン)。
天狗さんになっているかと思いきや、兜の緒を締めていたのに感心。
次回の大きな公募展に向けての意気込みを感じました。
来年の個展詳細は、後日お知らせいたします。
・・・帰宮すると、
宮崎市内では2013年春公開予定、
「ひまわりと子犬の七日間」のロケ真っ最中。
主演は、5月の銀座展にもお越しいただいた堺雅人さん(←一応、高校後輩)。
陶花から東へ600M、
お世話になっているY酒店さん(旧T酒店)でも、ワタクシの出張中にロケ。
酒屋さんのシーンだとか・・・スポンサーに配慮した酒の構成など、Y社長も大変。
でも、いい思い出になってたみたい。
ロケの撮影も昨日まで。帰京されたとのこと。
是非、鑑賞したい映画ですね。
・・・まさか南極料理人のように、宮崎での上映が無いってことはないですよね。
14日(月)朝、宮崎市から車で約40分、国富町の法華嶽薬師寺へ。
ここは、奈良時代718(養老2)年、
釈迦岳(881m)の山頂に、
金峯山長喜院(きんぽうざんちょうきいん)として創建。
平安時代に入り、伝教大師(最澄)がここを訪れた折り、
薬師如来のみ中腹の法華嶽に移して、本堂を建立したという、
宮崎でも屈指の古寺です。
越後(新潟県)の米山薬師堂、三河(愛知県)の鳳来寺薬師とともに、
日本三薬師の一つに数えられています。
久しぶりの参拝は、友人の病気平癒祈願。
明日、出張時に会うことが出来るため、御守を頂戴しに・・・
ご祈願後、境内の石塔下の水器の中に、溺れているコオロギを発見。
水の中から取り出し、近くの草むらへ。
その直後、ワタクシの頭の周りを、画像のアサギマダラがクルクルと旋回。
歩いている方向について来ているような感じなのです。
そして、歩くのを止めた瞬間、近くの花に・・・
急いでカメラを取り出し、撮影。
まさに、ポーズをとってくれているかのようでした。
(これは、何かの恩返しなのでしょうか?・・・不思議な感覚でした)
以前、海を渡る蝶としてNHKで紹介されていたアサギマダラ。
何百キロも旅をする謎の蝶、旅する蝶ともいわれ、
全国で調査や魅力に引きずりこまれる人が多いとのこと。
東南アジアや台湾から飛んできて、
東北地方から南下するのをくり返しているから驚きます。
この蝶は薄青色が、透き通ったステンドグラスのように美しく、
飛び方も風に乗り優雅に飛びます。
学名はインドのビシュヌ神の妻、シーターの名から「シーター」
美しく貞潔な女性の意味とのこと。
確かに、優雅な浅黄色のドレスを着た淑女のようでした。
※うれしいおしらせ・・・工芸都市高岡クラフトコンペティションにて、
陶花が応援している作家、堺克弘さんが入選されました=祝。
レベルの高い公募展のご入選、おめでとう!
※それと、ワタクシ、明日15日(火)より、京都〜名古屋〜岐阜と出張。
帰宮は、18日(金)の予定です。
・・・では、いってきます。
ここ宮崎も神武さん(宮崎神宮大祭)が終わる頃から、
風を冷たく感じ始めます。
予報では、来週あたりは、一層冷え込んでくるとのこと、
寒さにヨワヨワ〜のワタクシ、
その来週に、京都、名古屋、岐阜に出張なんです。・・・ピンチです。
さて、先日8日(火)の夕刻、
三輪さんの個展の陣中見舞いに、福元さんが鹿児島から来宮。
今回の作品をじっくり拝見された後は、ギャラリーでの話しもホドホドに、
いつもの夜のパトロールに・・・
一軒目は、いつもお世話になっている、炭焼鳥太一さんへ。
銀座展の話を皮切りに、政治や経済の話しもありながら、やっぱり陶芸談議に。
今回の個展開催より、勉強になったんじゃない?・・・ね。三輪ちゃん。
いつも美味しい太一さん、
本日の逸品は、画像上左のレバ刺しと、右のそで肉のタタキ。
いつもいつも、旨い肴と酒、そしてサービスには、感服。
絶対満足のお店ですね。・・・お薦めします。
お勘定前の最後の乾杯。
その夜は、そのあと何回乾杯しましたっけ・・・
みなさん、お疲れ様でしたあ〜
福元さん=いつもありがとうございます=深謝。
去る、平成23年11月6日(日)
いつも大変お世話になってます、
玉利社中、玉椿会(玉利宗清先生)主催の
第31回チャリティー茶会&いけ花会が、素水庵にて開催されました。
(画像下のチケットは陶花スタッフ池ちゃん作〜池ちゃん、ありがとう)
今回、31回目のこのチャリティーのお題は、「雪月花」
白居易の詩「寄殷協律」の一句、
「雪月花時最憶君」〜雪月花の時 最も君を憶ふ〜から、
遠く南の宮崎の地から、東日本大震災に遭われたすべての人々のことを、
いつもいつまでも思っています・・・と云う絆の意味を込めて行なわれました。
今年も例年同様、朝10時の開始前から、多くのお客さま。
アリガタイ、ありがたい。
本席
床
花
香合
釜敷
風炉先
釜
炉縁
水指
薄茶器
茶
茶碗
替
建水
茶
菓子「雪月花」 妙楽寺 桂堂筆
水仙・椿
萩松ぼっくり 萩苑造
葉
松葉散らし
浜松地紋丸釜
老松蒔絵
萩 萩苑造
遠山蒔絵 宗悦造
珠光竹 銘「知足」 宗二造
萩 萩苑造
美濃 絵図ヶ峯窯 野田内造
輪島松皮塗 昭史造
悠和の白 山政小山園詰
雪月花 桐木神楽堂製
立礼席
棚
釜
水指
薄茶器
茶碗
替
茶杓
蓋置
建水
茶
菓子
煙草盆清和棚 坐忘斎好
車軸釜
砂金袋 暁山造
淡々斎好 三友棗 征一造
京薩摩 金彩
赤絵 木米造
雪月花蒔絵
松竹梅 表正造
菊花彫 霧生造
四方の薫 山政小山園詰
いちょう 菊
時代物
画像は、池坊いけ花。
どれも素晴らしい作品ばかり、拝見していると気持ちが綺麗になりそうです。
実は今回の茶展から、2階の1部屋をお借りし、陶花ブースを・・・
たくさんのお客さまにご覧いただき、またお買い求めいただきました。
みなさま、本当にありがとうございました。
また、この機会をお作りいただいた、玉利先生に感謝いたします。
※今年のチャリティーの収益のすべてを、
東日本大震災の義援金として寄付させていただきます。
・・・来年もよろしくお願いいたします。
立冬を過ぎて昨日、今日と気温が下がりようやく11月らしい寒さになってきました。
11月のDMは実りと食欲の秋をテーマにした「お鍋に柿」。
このDMにも写っている「鍋・ナベ・なべ展」が1F店舗で開催中です。
大小さまざまな土鍋、スチーム鍋等を展示しています。
先週から開催中の「三輪廉浩 作陶展8」は今月20日(日)までとなっています。
普段使いやお正月用の器としても使える器を多数展示しています。
お正月に向けたタペストリーなども入荷しました。
店内各所に展示してありますので是非ご覧ください。
ご来店お待ちしております。
スタッフ 池田
3日(木)から「三輪廉浩 作陶展?次廚?スタート。
三輪くんと知り合って、早十数年。もう8回目の個展なのです。
今回、久しぶりに軽トラで、宮崎入りした氏。
高速を使わずに、唐津から宮崎まで約400キロ。流石、根性の人です。
そんな三輪くんと、個展前日は2人仲良く?ディスプレイ。
8回目ともなると、手際のいいこと早いこと・・・
早々に済ませ、氏の同級生、「竜ちゃん」のお店で決起大会。
この「竜ちゃん」、いつもいつもお客さまでいっぱいの繁盛店。
昭和の香りのする店内と、ボリューム満点で旨い肴、
そしてリーズナブルな価格帯は、お腹も財布も納得。
流行っているのも頷けますな。
(画像は三輪さんの器、左:黒唐津にハツ串、右:粉引唐津に豚平オムレツ)
お薦めのお店です。
是非、THAT’S昭和を体験してみてください。
※「竜ちゃん」宮崎市中央通7−9 0985−31−7108
そんな三輪くんの個展初日には、シーガイアさんでウェディングフェアも開催。
画像の陶花ブースにも、多くのお客さまにお越しいただきました。
ご成約をいただきましたお客さま、
アンケートにお答えいただきましたお客さま、
ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
またまた作られました〜陶花の大切なお客さまのE先生。
今回は、堺雅人さん演じる、塚原卜伝(NHKBS時代劇)。
あ〜やっぱり来ましたか、堺雅人人形。いつか作ると思っていました。実は。
本当に細かなところまで、しかっり作り上げられて、今にも動き出しそう。
堺さんファンは欲しがるだろうなあ・・・
(画像後ろの箱も、手づくりの人形入れ、裏にも書いてあるんですよ)
今までに、たあ〜くさんの人形たちで私達を楽しませてくれているE先生。
どんどん、ドンドン、上手くなられているのが、スゴイところ。
さて、「E先生 人形展」の開催!?も、そろそろ〜ですか。
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