葉蓋のお点前


8月最後のお稽古は、葉蓋のお点前。

葉蓋とは、水指の蓋の替わりに木の葉を用いる点前。
水に潜らせた濃緑の葉が見るからに瑞々しく、
席に涼風をもたらしてくれます。


これは裏千家11世玄々斎の創案になるもので、
裏千家だけの点前。

玄々斎が七夕の趣向の茶会のときに、
自分好みの末廣籠の受け筒を水指の胴体にして、
梶の葉を蓋に用いたのが最初とのこと。

さすが、異端児、革命児な茶匠ですね。






投稿日時:2019.09.01(日) 09:20:39|投稿者:tohka