葉蓋と喫茶去


8月最初のお稽古は、葉蓋のお点前。

葉蓋とは、
水指の蓋の替わりに木の葉を用いる点前。

水に潜らせた濃緑の葉が見るからに瑞々しく、
席に涼風をもたらしてくれます。

これは裏千家11世玄々斎の創案になるもので、
裏千家だけの点前。

玄々斎が七夕の趣向の茶会のときに、
自分好みの末廣籠の受け筒を水指の胴体にして、
梶の葉を蓋に用いたのが最初とのこと。

さすが、異端児、革命児な茶匠です。







投稿日時:2020.08.04(火) 10:38:37|投稿者:tohka