法華嶽薬師寺とアサギマダラ


14日(月)朝、宮崎市から車で約40分、国富町の法華嶽薬師寺へ。
ここは、奈良時代718(養老2)年、
釈迦岳(881m)の山頂に、
金峯山長喜院(きんぽうざんちょうきいん)として創建。



平安時代に入り、伝教大師(最澄)がここを訪れた折り、
薬師如来のみ中腹の法華嶽に移して、本堂を建立したという、
宮崎でも屈指の古寺です。
越後(新潟県)の米山薬師堂、三河(愛知県)の鳳来寺薬師とともに、
日本三薬師の一つに数えられています。



久しぶりの参拝は、友人の病気平癒祈願。
明日、出張時に会うことが出来るため、御守を頂戴しに・・・

ご祈願後、境内の石塔下の水器の中に、溺れているコオロギを発見。
水の中から取り出し、近くの草むらへ。



その直後、ワタクシの頭の周りを、画像のアサギマダラがクルクルと旋回。
歩いている方向について来ているような感じなのです。
そして、歩くのを止めた瞬間、近くの花に・・・
急いでカメラを取り出し、撮影。
まさに、ポーズをとってくれているかのようでした。
(これは、何かの恩返しなのでしょうか?・・・不思議な感覚でした)



以前、海を渡る蝶としてNHKで紹介されていたアサギマダラ。
何百キロも旅をする謎の蝶、旅する蝶ともいわれ、
全国で調査や魅力に引きずりこまれる人が多いとのこと。
東南アジアや台湾から飛んできて、
東北地方から南下するのをくり返しているから驚きます。
この蝶は薄青色が、透き通ったステンドグラスのように美しく、
飛び方も風に乗り優雅に飛びます。
学名はインドのビシュヌ神の妻、シーターの名から「シーター」
美しく貞潔な女性の意味とのこと。
確かに、優雅な浅黄色のドレスを着た淑女のようでした。


※うれしいおしらせ・・・工芸都市高岡クラフトコンペティションにて、
陶花が応援している作家、堺克弘さんが入選されました=祝。
レベルの高い公募展のご入選、おめでとう!

※それと、ワタクシ、明日15日(火)より、京都〜名古屋〜岐阜と出張。
帰宮は、18日(金)の予定です。
・・・では、いってきます。

投稿日時:2011.11.15(火) 01:13:23|投稿者:tohka