藤居奈菜江さんのうつわ


またまた、久しぶりの更新。ごめんなさい。・・・反省デス。

さて、先週は、京都〜愛知〜岐阜に出張。
お約束していた、藤居さんに会いに土岐へ。



初めてお伺いする、藤居さんのお住まい兼、陶房は、
昭和の香りのする平屋の一軒家。・・・う〜ん、和みますな。



訪問時、藤居さんのほんわかな雰囲気と、
ご主人で陶芸家、中村崇さんのハニカミ笑顔で、迎えていただきました。



藤居さんの作る器は、錬り込み。
2種類、また3種類の土を重ね合わせ作られますが、
実はこの技法、簡単では無いのです。
組成の違う土を合せて、成形、焼成するのは、難しいのですよ。はい。



そんな、藤居さんの器たちは、とてもナチュラル。自然な感じなのです。
その成形に、必要なのが、画像のリーチ式蹴轆轤。
普通、右足で駆るように回す(右回りの時)蹴轆轤ですが、
リーチ式では、ペダルを押すように使用。
これで、電動轆轤では出せない、やわらかなラインを生み出ししちゃうのです。
(※リーチ式ロクロは、バーナード・リーチ考案のロクロのことです)



そして、何といっても、
ワタクシが藤居さんの器を好んだ理由は・・・色と感触。
柔らかなのに落ち着いた色合いと、手触りは最高。
ずっと、触りまくっていたい衝動に駆られちゃうのデス。



そんな、ひとつ、ヒトツに、
時間と手間を掛けないと産み出せない作品たちは、
それぞれの顔を持っています。



今回、70点ほど、分けていただきましたので、
もうすぐ南国宮崎に到着します。
是非、藤居さんの作る、子供たちを、目でふれて、心で感じてみてください。
オススメします。

・・・訪問時、長時間、また細かなご説明で応対していただきました、
中村崇さん、藤居奈菜江さん御夫妻に、感謝いたします。
=ありがとうございました。

そして、今回もアクセス等で大変お世話になりました、
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=これからも宜しくお願いいたします。

投稿日時:2012.06.11(月) 18:43:04|投稿者:tohka