赤い花と茶碗


今日、17日(木)の宮崎は、昨夜からの雨が夕刻まで。
降灰量の多い、県西部の土石流が心配です。
何事も起きませんよう、願っております。



さて、一昨日のブログでご紹介した、木瓜が3輪開花。
この赤い色は、東洋的でありながら、どこか華やかさを感じさせてくれます。
これから、いっせいに花が開いていくでしょうね。
・・・嬉しくもあり、寂しくもあり。



画像は、今日展示した、「陽炎 茶碗 立型」
以前、ブログでも紹介させていただいた、長岡保さんの作品です。
今までの日本の陶器陶磁器業界では、
生み出せなかった、
この赤い色は、
セレン赤といわれる上薬から生まれたもの。



このセレン赤の釉薬は、陶土との収縮の合わせが大変難しく、
土の調合などを、毎回微妙に変えなければいけません。
濃淡の効いた味わい深い景色は、
釉薬を盛るように筆付けすることにより、誕生します。
ギャラリー奥に展示いたしました、是非、ご覧ください。


投稿日時:2011.02.18(金) 00:07:16|投稿者:tohka