未草と半化粧と虎の尾


本日、陶花はお休み(水曜定休日)をいただきました。
お越しいただきましたお客さま、申し訳ございません。

しかし、ワタクシは東へ西へ〜
お仕事出来るって・・・アリガタイアリガタイ。



画像は、未草(ヒツジグサ)
数年前、紀宮清子内親王の御婚礼の際、
紀宮さまの「お印」として有名になったこの未草。

・・・この未草は、昔の時刻の数え方のひとつである、
「未(ひつじ)の刻(14:00)」の頃に、
花が開くことから、この名前になったとのこと。
でも、実際には、お昼前から咲き始め、夕方4時頃萎みます。
これまでも、ひとつの花は3日間、3回咲いたあと、
水中に沈んでいきますので、早めのお越しをお待ちいたしております。



画像は、半化粧(ハンゲショウ=半夏生とも書きます)。
このハンゲショウは、
七十二候のひとつ、「半夏生」の花を咲かせるからと云う説と、
葉の一部を残して白く変化する様子から「半化粧」・・・と云う説があります。
でも、この陶花のハンゲショウさん、葉が白くならないのデス。
毎年、毎年、なりません。・・・「すっぴん」さんですな。



画像は、虎の尾(トラノオ)。
ハンゲショウとは、似ているけど、ちゃいます。
これは、長く伸びた花序を、虎の尻尾に例え、名前が付けられたとのこと。

・・・覚えるのが大変な花たちの名前ですが、
洋花より、和花の名前の方が、風情があって好きなんだけどなあ〜

さて、今、陶花ではこのほかにも、
金魚草、姫百合、山百合、小判草、などなど、
たくさんの夏の花が満開です。
是非、陶花で「夏の花見」。・・・・・如何ですか?

投稿日時:2012.06.20(水) 20:58:58|投稿者:tohka