先週の出張の際、唐津の三輪さんの窯に。
三輪さんは、宮崎県都濃町出身。
現在、唐津にて作陶活動をされています。
窯元での5年間の修行の後、独立して11年、
私と知り合って、もう10年になります。
(あの頃は、お互いに若かったなあ〜)
画像は、昔の城跡ではありません。
数年前に、三輪さんが購入した土地(740坪・・・広すぎ?)に、
3年前ぐらいから、コツコツコツコツ・・・築いて出来た石垣です。
土盛りをして、石を組み立て、築いていく・・・
画像のほとんどは、機械を使わず、
人間の動力だけで作り上げたもの(三輪くん1人で・・・)。
まったく!三輪さんの日展入選の作品より、ビックリです。
(・・・三輪くん、あなた、石屋でも食べていけるよ!絶対!)
ここは、唐津の鏡山の南側、宇木というところ、
土地の横には川が流れ、山も近く、梅や椿も沢山〜
陶芸や子育てには絶好の場所です。
なるべく早く、住居と登り窯を築いて貰いたいものです。
画像は、三輪さんの石垣から、
1キロぐらい登った山の中にある、醍醐の滝。
一つ一つの滝は小さいのですが、
連瀑となって一気に30mぐらいを落ちていきます。
遊歩道を歩いて疲れましたが、この森林と、滝の水に癒されました。
さて、画像は、現在の三輪さんの小屋?いや、窯です。
11年前に、廃材を集め、やはり、1人で作りあげました。
電気とガス(窯用)以外はありませんので、もちろんトイレもありません。
また、唐津では一番標高の高い所にある窯なので、
雪が積もると、下界に降りれません(家に帰れません)。
でも、ここから、日展入選作や素晴らしい作品たちが生まれているのです。
三輪さん、これからも期待していますよ。
4月の横浜京急での展示会、頑張って下さい。
・・・ギャラリー陶花では、2010年10月23日(土)より、
三輪さんの6回目の個展を開催いたします。
お楽しみに・・・
一昨日の20日(土)から、毎年恒例の印伝展がスタート。
2001年から数えて、今年で10回目の記念展です。
この印伝展も、ようやく浸透してきたようで、
一昨日、昨日と、300名以上のお客様にお越しいただきました。
夕方まで、駐車場等の満車状態が続き、皆様にご迷惑をお掛けしました。
申し訳ございませんでした。
画像上は、「リプレアル」。
幾何学的なグラフィック模様は、
白と茶、2色の更紗に黒漆をそえて、
軽快で懐かしい、レトロ調の柄になっています。
画像上、手前が「ジオベスク」、奥が「サパレイ」です。
茶染めの鹿革に、薄茶と白色の更紗で色付け、
さらに、茶漆をちりばめ仕上げた、上品で優美なジオベスク。
そして、薄茶の地色に、
ペイズリーをベージュ・緋褪色の更紗と白漆で描写し、
輪郭を白漆でボリューム豊かに柄づけしているサパレイ。
両方共に、陶花初の展示です。
画像上は、根強い人気の「なごみ」シリーズ。
古来日本人に好まれてきたトンボ柄を、
紺地の鹿革に、赤と黒で二度漆付けしています。
今回は過去最高の、536点を展示いたしました。
展示アイテムは、
ボストンバック、ショルダーバック、手提げバック、巾着、
財布、小銭入れ、ポーチ、印鑑ケース、名刺入れ、カード入れ、
パスケース、ペンケース、メガネケース、キーケース、根付など・・・です。
甲州印傳を中心に、京印傳、江戸印傳(パッチワーク印傳)を
展示しております。
画像上は、昨日夕刻に追加入荷した「ベネッセージ」。
華やかにゆれる「ふさ」がモチーフ。
印傳ならではの技法を活かし、赤と黒の漆で「ふさ」の
イメージを豊かに表現しています。
画像上は、前川典央さんの創る「パッチワーク印傳」。
トンボ(勝ち虫)やウロコ(厄除け)と云った縁起物や、
小桜や菖蒲などの江戸小紋を描いており、
甲州印伝とは、全く違う独創的な印傳です。
画像上は、「京印傳」。
伊勢型紙を用いた最上級で繊細な彫り口に、京漆が合います。
公家文化で花開いた「鼓柄」は、繊細で優美な上品さがあります。
・・・印伝展は、3月2日(火)までとなっております。
是非、鹿革と漆の織りなす、
日本の伝統工芸の素晴らしさをご覧下さい。
本日、出張より、帰ってまいりました。
今回は、唐津、有田、波佐見の作家さんや窯元さんのところへ・・・
個展や企画展の打合せなどなど、でした。
画像は、京千窯さん(長崎・波佐見)の赤いお地蔵さま。
前回(先々月)、ディスプレイしたその日に完売した為、
今回も入荷し、本日午後から展示ところ、
夕方までに、完売してしまいました。
近日中に入荷予定です。少々お待ちくださいませ。
(特大50,000yen、大8,000yen、小5,000yenです)
写真中は、「ミモザアカシア」です。
春先に鮮やかな黄色い玉状の花を満開につけ、
非常に美しい花木です。
切花やドライフラワーにも利用されるそうです。
・・・この「ミモザ」!
毎年、お客様の石神様より、頂戴しています。
先程、調べたら、昨年は2月20日(金)に戴いていました。
陶花に春の訪れを知らせてくれるこのミモザ。
石神様、いつもありがとうございます。
今日はバレンタインデー。チョコをたくさん戴きました。
みなさん、毎年スミマセン。
・・・さて、その昔、
外国製のチョコを食べると、その味に慣れていないせいか、
美味しく感じず、
僕はやっぱり、ガーナ(ロッテさんの〜)が一番だな。フムフム・・
と、思っていました。
でも、なかなかどうして、最近のチョコは、ウマイですよね。
これは、外国のチョコメーカーが日本人向けに作り始めたのか、
または、私の味覚が変ったからか、
はたまた、昔は美味しいチョコが渡らなかったからなのか?
・・・はてさて、一体、ホントはどうなんでしょうね。謎です。
スタッフの野崎さんからは、
画像の「完熟金柑たまたま」を貰いました。
食べたかったフルーツのひとつ・・・たまたま。
以前、食したときは、
泥酔していたようでぜんぜん覚えていません。
今夜でも、食べてみよっ〜と。
・・・なぎちゃん、ありがとうね。
さて、明日から出張します。
福岡、唐津、有田、波佐見・・・に行きます。
帰宮は、18日(木)、朝の予定です。
では、行ってきます。
昨日の強風は春一番?だったとのこと。
どうりで・・・飛ばされるかと思った・・・!
さて、画像は、「豚に真珠」さん・・・立ってるのと、座ってるの・・・です。
これは、中尾山(長崎県波佐見)の中川紀夫さんの作品。
愛らしくて可愛くて、大きさ5センチ程の小さい豚さん。
ちゃんと真珠(もちろんプラスチックです)も付いています。
今日、6点ディスプレイし、すべて売切れてしまいました。
紀夫さんは、孔明窯(中尾山)さんの息子さん。
益子焼の窯元で8年修行し、
昨年帰郷、独立され、紀窯を開かれました。
この紀夫さん、
本来は、スリップウェアや、伝統的な益子の釉薬を使った、
花瓶や花器、食器をキチンと作れる作家さん。
・・・だから、この豚さん。
なんともカワイイ訳です。
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