先日の鹿児島出張(15日、16日)の帰り、
宮崎との県境にある、中吉徹次くんの工房へ。
(彼は昨年、11月に陶花で個展を開催しました)
噴火が続く新燃岳と、
被害の大きい宮崎県都城市との間にある、この工房とギャラリー(?)。
お邪魔した日の早朝にも噴火。
近くの国道が降灰で通行止めなど、
ここでは、噴火の被害はまだまだ続いています。
画像は、新作のあかり。
勝虫(とんぼ)を彫りぬき、これから本焼に入ります。
はてさて、どんなスガタで、出てきてくれるのか、楽しみです。
画像のコンテナを持っているのが、中吉くん。
JA関係者ではないですから・・・ね。・・・一応。
画像の工房とギャラリー(?)は、田舎の集落の中にあります。
そしてこれは、今、飲食店などでよくある、古民家〜ではなく、古牛舎ギャラリー。
隙間から、灰も入り放題。
ワタクシの作務衣や陣場織も真っ白に・・・ま、しょうがないですな。
※今年末に、中吉徹次さんの2回目の個展を開催します。
お楽しみに〜詳細はのちほど。
昨日、今日と、年度末のお祝いやお返しなどを、
お探しにいらっしゃるお客さまで、
夕方まで満車状態が続き、大変ご迷惑をお掛けいたしました。
この場からお詫び申し上げます。・・・ごめんなさい。
画像上は、えんどう豆の花。
宮崎ではサクラの少し前に咲く、この白い花。
この花を見ると、どこか懐かしい思いや情景が浮かび、
子供の頃を思い出してしまいます。
ワタクシにとって、大切であり、不思議な花のヒトツです。
久しぶりの更新、ごめんなさい。
さて、和風で昭和なワタクシも、現代人の仲間入りか、
最近、くしゃみなどの花粉症の症状が。
結構、辛いものですね。・・・診てもらわないと・・・ですな。
火曜日の夕刻から、急遽、鹿児島県伊集院の福元弘信さんの工房へ。
なんだ〜かんだ〜と、銀座展の話も、発展的に終了。
また、3日前に発注した、蓋物(画像上)も、
轆轤〜削りと、250個ほぼ終わっていたのに吃驚。
流石、轆轤妖怪の異名を持つ、福元さん。凄過ぎます。
仕事の話しも、無事終了したあとは、天文館のパトロールへ。
向かうは、「すし正 参玄」さん。
お洒落なエントランスの暖簾をくぐり中へ入ると、
檜の一枚板カウンター、桜木の花、
そして、ガラスケースに入った新鮮なネタが、目に飛び込んで・・・
ワクワクして来たワタクシは、
ディズニーランドに入った瞬間の子供のよう、
ワタクシにとって、いいお店は、アミューズメントなんです。
店主、池田さん、若いのにナカナカのパフォーマンス。
煮きり醤油と塩で、食する鮨は、
一貫一貫にキレがあり、また豊かさも感じられる、アトラクション。
にぎりは、画像を撮るのを、忘れてしまうくらい。旨味の冴えた逸品でした。
・・・鹿児島で美味しいお鮨を食するならば、
是非「すし正 参玄」さんへ。・・・お薦めします。
福元さんとワタクシは、少々呑み過ぎましたかな。
昨夜の雨も朝には上がり、暖かな宮崎でしたが、
お昼過ぎから、シトシト・・・音の無い弱い雨が。
春雨でしょうか?
画像は、一昨日、陶花の大切なお客さま、石神さまから頂戴した「利休梅」
背丈が180cmもあり、どう生けようかと悩んだ末、ギャラリーの入口に。
ご来店されるお客さまもビックリ。
蕾も多く、いまからパンパン咲きそうな、この利休梅。満開が楽しみです。
石神さま、毎年毎年、ありがとうございます=深謝。
この利休梅、中国が原産地。
明治時代に日本に入ってきたそうで、
利休梅の名が付いていますが、千利休とは全く関係がないそうです。
でも、茶花としてよく利用されたことから、「リキュウ〜」との説も。
また、別名で、「梅花下野(バイカシモツケ)」や
「梅咲空木(ウメザキウツギ)」とも呼ばれているそうですよ。
今日、21日(月・祝)は、シェラトンシーガイアさんにて、ウェディングフェア。
陶花ブースにも、沢山のお客さまにお越し戴きました。
ご成約いただきましたお客さま、アンケートにお答えいただきましたお客さま。
ありがとうございました=感謝いたします。
陶花は、他店さまと違い、カタログギフト等はいたしません。
大切なゲストの皆様への引出物ですので、
じっくり吟味され、お2人の「目でふれて」・・・戴きたいのです。
是非、ホンモノの作家さんやホンモノの窯元さんの作品を、ご覧になり、
ホンモノを感じてください。
お2人にとって、大切な記念となる作品(ギフト)をご準備できますよう、
スタッフ一同、努力して参ります。
昨日18日(金)は彼岸の入り。
暖かくなり始めたかと思いきや、日本全体を、特に震災地域を、
凍えさせるような数日前の寒さ。
でも、昔から「暑さ寒さも彼岸まで」と云うように、
これから草花も、少しずつ芽吹き始めて来るでしょう。
「は〜るよ来い♪ は〜やく来い♪」
神さま、被災されている方々に、一刻も早い「春」を。
・・・お願いいたします。
画像上の、美味しい牡丹餅を作って来てくれるのは、
陶芸家 三輪廉浩さんのお母さま。
この陶花に、お彼岸を知らせてくれる、
春の「牡丹餅」と、秋の「御萩」は、毎年恒例になってしまいました。
もう、10年以上になるでしょうか?アリガタイことです。
お母さん、これからもよろしくお願いしますね(・・・エヘ)
※今年も、牡丹餅を30個以上。本当にありがとうございます=感謝。
絵唐津の蓋物は、勿論、三輪廉浩作。親子共演ですな。
12日(火)のお昼過ぎから、一路「産山村」へ。
ここは、熊本県と大分県の県境。
・・・まあ、簡単に云うと、すっごい山奥ですな。
そんな、自然いっぱいで空気の美味しいところに、
間美恵さんの工房があります。
でも、着くや否や、重〜い荷物(座席?)運びなどを手伝わされ、ひと労働。
術中にハマリマシタナ。
間さんと知り合って、この3月で、ちょうど9年目。・・・早いものです。
ギャラリーにて、2005年、2006年、2009年と、
今までに3回、個展をしていただき、陶花にも沢山のファンをお持ちです。
間さんは、熊本県で採れる良質な磁器土、天草陶石を用いて
亜鉛結晶釉(あえんけっしょうゆう)の器を作られます。
今回は、銀座展(5月14日〜)の打合せ、などなど〜
義援金の件など、了承していただき、ありがたい限りです。
間さんの展示(銀座展)は、21日(土)頃から〜と考えております。
季節的にも、ぴったりですな。
彼女の生き方やセンスには、いつも驚かされます。
ワタクシには、この「強さ」や「たくましさ」は、ありません。
そんな、間さん作る、「うつわたち」には不思議な魅力が・・・
銀座展でも、最高の作品で、楽しませてくれるでしょうね。
皆さんも、お楽しみに・・・
RSS(xml)フィード
Atom(xml)フィード