今日の宮崎は晴れ。梅雨の中休みでしょうか?
近くの都城や霧島では、雨で大変な被害が出ているとのこと。
みなさま、お気を付けください。
さて、今朝、蓮の葉と花を生けました。
毎年挑戦していますが、大変難しく失敗続きです。
採取してすぐ、逆さまにし、生姜汁入りの水を切り口に注入し、
生ける時には、ミョウバンをすりこみます。
しかしなかなか水揚げをしてくれません。・・・う〜ん。万策尽きた感じ。難しいです。
蓮の花は、泥の中から出て来て美しい花を咲かせることから、
仏教では煩悩に染まらない清浄な聖なるシンボルとなっており、
また浄土を意味し、数々の仏像が蓮の上に座られます。
蓮の語源は、蜂巣に由来し、蓮の花のことを別名=蓮華といい、
仏の座るところを蓮華座と云います。
タイなどでは、挨拶の時、手を蓮の花の形にしますし、
古代インドでは、蓮の花は女性の生殖をいみし、多産の象徴であったそうです。
・・・ちなみに、中華料理のレンゲも「蓮華」から・・・だそうですよ。
うつわ:真崎善太(長崎)
さて、画像は、KS様より戴いた、山形産佐藤錦(桜桃=サクランボ)。
甘酸っぱい独特の味と香りは、今年ハツモノ。
皆で美味しくいただきました。=ありがとうございましたぁ。
古来より、6月と12月の晦日(みそか)に、
罪、汚れを祓い清めた神事を「大はらい」と云い、
6月のはらいを「夏越の祓(なごしのはらえ)」と云います。
夏越は、神意をやわらげる意味の和し(なごし)であるといわれ、
この夏を無事健康に越せるようにと、6月30日に行われるもので、
古くは農家にとって田植え終了後の、
戒め、慎むべき、忌みの日でもあったようです。
この夏越では、
茅の輪(ちのわ)という茅(かや)で作った輪形を、
拝殿や鳥居の所などに設け、
神官がくぐった後に続いて、参拝者もくぐって災厄をはらう「茅の輪くぐり」や
また人形(ひとがた)の紙切れに身の災いを移し、川に流したり致します。
昨日夕刻、何とか時間を設け、宮崎神宮へ。
祓いをお受けし、茅の輪をくぐらせて頂きました。
茅の輪くぐりは、
「水無月(みなつき)の夏越しの祓する人は
千歳(ちとせ)の命(よはい)延ぶというなり」
という歌を唱えながら、茅の輪を左方向にくぐり抜けます。
同じように和歌を唱え、身体を祓い、次は右方向にくぐり抜けます。
最後に同じように左にくぐります。(左右左と8の字を書くように・・・)
今年は昨年より、参拝される方が多いよう。
口蹄疫や疲弊した経済など、不安な宮崎を表しているのでしょうか?
今年の夏の大祓い、
宮崎に憑く「邪」を、取り祓っていただけるよう、お願いしました。
昨年12月、宮崎のK’s Stationにて、JazzLiveをされた
ベーシスト、藤原清登さんが、この7月、また宮崎に!
・・・何故か、今回は私が主催者に。(アリガタイ体験です)
前回のライブで、
藤原さんの「生音」は、やっぱり飲みながら聴きたい!っと思っていたので、
迷わず、ベル・エポックのM社長に相談。
今回、宮崎県立芸術劇場内のレストラン「レミューズ」さんでの開催となりました。
世界に誇るベーシストとして、ジャズ、クラシックの垣根を越えた
幅広いジャンルで活躍する、藤原清登さん。
第50回日本のジャズメン読者人気投票(2000年Swing Journal 誌)
ベース部門で、堂々の第1位。
ジュリアード音楽院卒業後はニューヨークに本拠地を構えられ、
数々の活躍を続けてこられています。
現在、1年の内、3分の2くらいは日本での活動をされています。
・・・私が見た藤原さんは、音楽家(ミュージシャン)というより、
芸術家(アーティスト)に近い人。
彼とガリアーノのセッションは、陶芸家がロクロをひいているようにも、
画家がキャンバスに向かっているようにも見えました。
そんな、藤原さんのライブ、
今回は、福家俊介さん(ドラム)、ピーター・マディソンさん(ピアノ)のセッション。
どんな音が生み出されるのかとても楽しみです。
お申込・お問い合わせはギャラリー陶花でも受け付けております。
tel.0985-32-1155(社長の渡邊まで)
info@tohka.co.jp
先日24日(木)夜、友人のK君と「えびす」さんへ。
現在「えびす」さんは、新店舗を建設中で、今のお店での営業も今月まで。
その新店コーディネートの打合せも含め来店しましたが、打合せも程々となり、
美味しい料理と酒、そして楽しいお喋り〜になってしまいました。
(・・・やっぱり、お酒が入るとイカンですなあ。仕事になりませぬ。〜反省)
刺盛・・・うつわ:増渕篤宥さん(宮崎)
たん刺・・・うつわ:福重智子さん(広島)
「えびす」さんは、「四季旬彩 えびす」として、
宮崎市島之内、住吉郵便局北側に、8月20日(金)開店予定。
凛としながらも、穏やかな空間創りを目指して制作中です。
お楽しみに・・・
さて、画像は、先日一緒に呑み過ぎた、友人K君のお母様の御土産。
オリーブオイルのようですが、詳しくは知りません。
今回の御旅行は地中海。
「クルーズ」〜して来られたようです。(どんなんか、想像もつきませんが・・・)
お土産のこれは、バケットにつけて食べると、ワイン等には最高だそうです。
早速、明日でも試してみよう〜っと。
他に、オリーブ、石鹸、チョコなどなど、珍しいモノばかり・・・
いつもいつも、アリガトウゴザイマス。
こんにちは、またはこんばんは。陶花スタッフの池田です。
先日、私用でちょっとお休みをいただいて東京まで行って来ました。
日程的に強行スケジュールだったのですが、
「これだけは行っておきたい」と東京へ着くなり足を運んだのが
国立新美術館で開催されていた【ルーシー・リー展】です。
陶花でも個展を開催するたびにそのファンを増やしている作家・増渕篤宥さんが多大な影響を受けたという、
女性の陶芸家の回顧展ということで美術館に入る前からワクワク。
最終日間近ということですごく沢山の人が見に来ていました。
器の展覧会でここまで多くの人が見に来るというのは、宮崎にいると見られない光景なので
さすが東京というかさすがルーシー・リーというか、多少のカルチャーショックをうけつつ…。
ひとつひとつの作品はかなり近くで見ることができ、
今でも全く古臭さを感じさせない緻密でスタイリッシュなものばかり。
無駄をそぎ落とした究極のシンプルさと、様々な釉薬が魅せる色の調和。
これが食卓にあったら料理もさぞ美味しそうに見えるだろうなあと一点ごとに想像を働かせながら見てしまいました。
周囲からは、
「あっこれカワイイ」
「これ欲しい〜」
という声もちらほら上がっていました。
また、企業秘密ともいうべき釉薬ノートや、
注文ノートなども展示されていて見応え十分。(←内容は理解できませんが…)
今から100年ほど前に生まれたルーシーさんは若い頃からその才能を発揮し、数多くの作品を世に送り出してきました。
よくよく見ると、今でもよく売られている器の形の元となったであろう作品などもあり、後世に与えた影響の大きさを知ることが出来ます。
東京展は終わってしまいましたが、次は益子。その後も各地で巡回展をするみたいです。
お近くの方はぜひ見に行かれてはいかがでしょうか。
会場で購入した図録。洋書のような雰囲気で装丁もすてきです。
陶花スタッフ
池田
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