久〜しぶりの更新になり、本当に本当にごめんなさい=反省イタシマス。
さて、陶花では、本日11月22日(木)より、
ギャラリーにて「トルコのキリム展2」を開催しております。
キリムとは「つづれ織り」の技法で織られたトルコの毛織物。
色や模様など、造形的な表現の伝統が、受け継がれている逸品です。
キリムの素材は、羊やヤギ、ラクダの毛。
遊牧民の間では、今でも制作が続けられており、
毛立ちがなく、カーペットやタペストリー、クッションなどに使われています。
キリム展は、昨年に続き、2回目。
一昨年、エンシジ・ムラートさんとのご縁から始まった展示会を、
大切にしていきたいです。
画像の通り、いつもの陶花ギャラリーとは全く違った雰囲気は、
キリム専門店のよう。
いつもとは違う感覚に、昨年同様、お客さまも吃驚。
楽しまれているようでした。
今回の展示会も、
ムラートさんが数年かけ、定期的に遊牧民らのもとに出向き、
集めてこられた、約1000点を展示しております。
中には、糸を紡ぎ上げるまでに2〜3年、
さらに織り上げるまでに2〜3年を要する大作も多く、見応えも抜群ナノデス。
この展示会は、今月11月27日(火)まで、
期間中はムラートさんが在ギャラリーされますので、
キリムも勿論ですが、
トルコの文化や暮らしなどもお聞きになられては如何ですか?
※ムラートさんの奥さまは、なんと宮崎県小林市のご出身。
お2人ともに留学していた、マルタ共和国でお知り合いになられ、ご結婚。
う〜ん、広いようで狭い世界なのでアリマス。

今月は「田の神さあ(たのかんさあ)」と秋の実り。
鹿児島や宮崎の南九州特有の民俗信仰で、豊穣の神様を親しみをこめて「たのかんさあ」と呼んでいます。
通常は石像ですがこちらは陶器で出来ています。
「三輪廉浩 作陶展9」がギャラリーにて開催中です。(開催は11月20日(火)まで)
今回は「シンプル・モダン」をテーマに作陶され、今までの唐津焼とは違った作品を見ることができます。
普段使いの食器を中心に展示しています。是非ご覧下さいませ。
スタッフ 池田
11月3日(土)、
三輪廉浩さんのギャラリー陶花、9回目の個展がスタートしました。
三輪さんは、宮崎県都農町出身、
現在、佐賀県の唐津にて作陶されています。
唐津の「小次郎窯」さんや「あや窯」さんで修行の後、独立され、
現在は、日展や日本新工芸を中心に活躍の場を広げられています。
現在、開催中の「第44回日展」でも、6回目の入選を果たし、
国立新美術館(六本木)にて展示されていますので、
日展に行かれる方は、是非、ご覧下さい。
今回のテーマは、「シンプル・モダン」
・・・普段使いの食器を中心に制作されています。
画像上の蓋モノは、蓋も身も単体で使えるような作りに。
料理人さんが喜びそうな逸品に仕上がっています。
今までの、ロクロ一辺倒の制作から、タタラ作りを取り入れ、
シャープな線を強調した作品も誕生しています。
画像にはありませんが、
25面体や17面体のタタラ作りのぐい呑や盃は、秀逸。
ご覧いただきたかったのですが・・・初日に完売してしまいました=謝。
・・・この個展は、11月20日(火)まで。
期間中は、三輪さんが在ギャラリーされています。
皆さまのお越しをお待ちいたしております。
10月27日、28日、
宮崎神宮大祭(神武さま)が開催されました。
このお祭りは、毎年10月26日(例祭)後の土日の2日間、
荘厳・華麗な雰囲気の御神幸行列と、行列の華「ミスシャンシャン馬」、
神武天皇の歴史背景を考慮・参考にして
「よみがえる古代・神々」の行列で行われます。
(画像は出発前の「おきよ丸」から撮影)
神武さま」は年に一度、宮崎神宮にお参りできない遠くの人のところへ
出かけて行かれる神事から始まった、五穀豊穣を祝うお祭り。
御神幸祭は、明治時代に今のような形式となり、
戦時下でも変わらず続いている、宮崎では最大の祭りです。
ワタクシは「おきよ丸」という、
巨大な船(タイヤが付いて地上を走る物体)に乗り、
法螺貝を吹いたり、太鼓を叩いたりと、参加させていただきました。
後輩達が守ってくれている、この鼓の大旗。
たのもしい限り。
おきよ丸、太鼓、法螺貝、私のアタマ・・・は目立つようで、
沿道から、いろいろな方々にご声援。アリガタイことです。
(画像は橘通3丁目、デパート前付近)
思わず、笑ってしまう、ひょっとこ・・・
特に、子供さんの「ひょっとこ」が可愛いのデス。
・・・行列をご覧にお出での皆さま、ありがとうございました。
また、関係者の方々、お疲れ様でした。
去る、平成24年10月21日(日)、いつも大変お世話になってます、
玉利社中、玉椿会(玉利宗清先生)主催の
第32回チャリティー茶会&いけ花会が、素水庵にて開催されました。
画像は「素水庵」庭。
今年も例年同様、朝10時の開始前から、
多くのお客さまにお越しいただき、嬉しい限り・・・アリガタイアリガタイ。
本席床
本席
床
花
花入
香合
釜敷
風炉先
釜
水指
薄茶器
茶杓
茶碗
替
建水
茶
菓子「一行三昧」 古月禅材筆
季の物
泊り船
手向山 玄々斎好
美々津手漉き和紙 佐々木寛次郎造
遠山
茶筅釜 南部鉄 清茂造
備前細水指 雁耳 同峰造
野宮蒔絵棗 坂水造
「松風」珠光写 宝林寺 積應作
萩 福俵 浦 裕造
菊 善五郎写
唐草彫 鵬雲斎好 鳳泉造
神尾の白 小山園詰
菊 桐木神楽堂製
立礼席床
立礼席
床
棚
釜
水指
薄茶器
茶碗
替
茶杓
蓋置
建水
茶
菓子
菓子器
莨盆「一」 小林太玄筆
清和棚 坐忘斎好
四方釜 宗旦好 敬典造
萩 狂言袴 高見世清光作
高台寺蒔絵 宗春造
雲錦 仁清写
ふくろう 京焼
虫の音
鳥居 利昇造
白磁 凌山造
四方の薫 小山園詰
アメノタヂカラノカミ・流水
高千穂峡 山中塗
竹手付片身莨盆
ひとつ、ヒトツのお道具たちも、
今日は「かしこまって」いるよう、余所行きのお顔に見えます。
画像は、池坊いけ花。
どれも素晴らしい作品ばかり・・・
拝見していると気持ちが洗われますな。
玉利社中 玉椿会主催のチャリティー茶会&いけ花展も今年で32回目。
30年以上も続いているなんて・・・素晴らしいことです。
これも、玉利先生を始め、関係者の皆様の大変なご苦労があってのこと。
これから40年、50年・・・と、
微力ながら陶花もお手伝いさせていただきます。
RSS(xml)フィード
Atom(xml)フィード